2月23日、井手よしひろ県議は、常陸太田市の里山ホテルときわ路を訪れました。茨城県が進める「実践型インターンシップ」に、参加している大学生から現場の声を伺うことが目的です。
この実践型インターンシップは、職場体験や就職活動を目的に行われる一般的な数日程度のインターンシップとは異なり、1カ月以上にわたって企業の事業に本気で取り組むインターンシップです。アルバイトとは違い、企業のプロジェクトメンバーとして参加します。
さらに、県北地域の特色ある企業でインターシップを行うことで、地域の魅力と企業の魅力を実感していただくこともでき、その素晴らしさを全国に発信していただく効果も期待しています。
里山ホテルときわ路を経営する株式会社里山ホテルでは、夏・秋向けの里山体験宿泊プランの企画作成、ホテルを拠点としたイベントの企画作成するために、2人のインターンを受け入れました。一人は立教大学の観光学部で学ぶ地元常陸大宮出身のSさん、もう一人は茨城大学で国際交流のサークルの役員も務める中国・北京出身のKさん。このお二人と有意義な意見交換をすることができました。
里山ホテルときわ路の前身は、平成20年に民間移行された国民健康保険保養施設ときわ路です。地域の宿泊施設として宴会や会議なども利用されていた人気の宿です。平成25年にリニューアルオープンされた「里山ホテルときわ路」は、里山という自然の恵みを活かして、常陸太田か世界へ、全国に地域の魅力を伝えるライフスタイルホテルです。
人の営みと自然の生態がともに支えあう生き方を大切にし、その生き方を「里山3.0(さんてんぜろ)」というコンセプトを標榜し、新しいサービスを提供しています。
今回の訪問では、里山ホテル様のご厚意で、インターン二人も参加する企画会議の模様も視察させていただきました。夏の宿泊プランやイベントを企画するために、従業員と一緒になったブレインストームが活発に行われていました。
若者のみずみずしい感性と、斬新なアイデアで、地域のすばらしい宝物である里山ホテルときわ路を全国に発信していただきたいと思います。