Skip to content
ひたみち日記

ひたみち日記

井手よしひろが茨城県日立市からローカルな情報を発信中

Primary Menu
  •  ホーム
  • ご挨拶
  • プロフィール
  • 投稿一覧
  • facebook
  • X.com
  • youtube
  • 地創研
  • ご感想・ご意見
動画配信
  • 地方創生
  • 防災
  • 防災・家バンク

筑西市とムービングハウス協会、防災協定締結/茨城県内で21番目

管理者 2026年1月15日
260115kyoutei_chikuseishi08-1

1月15日、筑西市が一般社団法人日本ムービングハウス協会と、「災害時における応急仮設住宅(移動式木造住宅)の建設に関わる協定」を締結しました。災害が頻発・激甚化する時代において、被災者の住まいをいかに早く、いかに人間らしい形で確保するかは、自治体防災の中核をなす重要なテーマです。

日本ムービングハウス協会は、動く木造建築物という独自の技術を、日本全国へ普及させ、地域社会の発展に貢献することを使命として、2016年3月に設立されました。現在では参加企業が約70社にまで広がり、今後も増加が見込まれています。その活動は着実に自治体からの信頼を積み重ねており、災害時におけるムービングハウス建設に関する協定を結んだ自治体は、全国で220に達しています。今回の筑西市との締結により、茨城県内では21自治体目となりました。

ムービングハウスの設置の模様(2022年8月新潟県村上市)

ムービングハウスの実績は、数字だけでなく、実際の被災地支援の現場で積み重ねられてきました。昨年の台風被害では、八丈島に6戸の応急仮設住宅を供給し、初めて離島での仮設住宅建設という難しい挑戦にも取り組みました。また、一昨年1月に発生した石川県能登沖地震では、応急仮設住宅511戸に加え、約100人が利用できる宿舎、学生寮、さらには仮設店舗まで含めた多面的な支援が行われました。2018年の西日本豪雨災害以降、これまでに8回の自然災害支援に携わってきた実績は、ムービングハウスが単なる「建物」ではなく、「暮らしの再建」を支える仕組みであることを物語っています。

さらに注目すべき点は、ムービングハウスが災害時だけの存在ではないということです。感染症対策施設など、平常時においても多様な用途で活用されてきました。そして役目を終えたムービングハウスは、解体されて終わるのではなく、新たな仮設住宅や災害対応施設、さらには宿泊施設として再利用され、形を変えながら社会に貢献し続けています。今年秋に開催されるアジア・アジアパラ競技大会の選手村に採用されていることも、その汎用性と信頼性の高さを象徴する出来事です。

今回締結された協定は、災害発生時に、被災者の方々が生活の拠点とする応急仮設住宅を、迅速かつ効率的に建設することを目的としています。被災直後の不安と混乱の中で、「安心して眠れる場所」が早期に確保されることは、心身の回復、そして生活再建への第一歩となります。日本ムービングハウス協会は、ムービングハウスの力を最大限に活かし、安全で快適な住環境を提供することで、被災者の皆さんが一日も早く日常を取り戻せるよう、全力で取り組んでいくとしています。

また、この協定は災害時だけで完結するものではありません。平常時から地域の発展や防災・減災に向けた取り組みを自治体と共に進め、備えを積み重ねていくことも大きな柱となっています。災害が起きてから慌てるのではなく、日頃から顔の見える関係を築き、仕組みを整えておくことこそが、真に強い地域をつくるのだと思います。

筑西市と日本ムービングハウス協会の今回の協定が、地域の安心と安全を支える大きな礎となり、他の自治体にも広がっていくことを期待しています。

印刷する 🖨
閲覧数 247

Continue Reading

Previous: 地球を守ることは、地域を守ること――パリ協定10年、実行のフェーズへ
Next: 1月17日。記憶をつなぎ、決意を新たにする日

Related Stories

260202niiza02
  • 常総水害
  • 能登半島地震
  • 防災
  • 防災・家バンク

常総水害と能登地震の教訓を未来へ――新座市議会防災研修会

管理者 2026年2月2日
260118ishioka15
  • 地方創生

楽しみながら防災を学ぶ 石岡市総合防災訓練「いしおか防災フェア」

管理者 2026年1月18日
260117yosann_image
  • 国政情報
  • 日々の話題
  • 防災

阪神淡路大震災から31年/事後の復旧よりも、命をすくう『事前防災』への投資を

管理者 2026年1月17日



井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

2026年3月
月 火 水 木 金 土 日
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
« 2月    

最近の投稿

  • 憲政の常道を逸脱する「国民会議」/問われるその正統性
  • 佐藤優氏の評論から学ぶ、二分法(ダイコトミー)の罠
  • 排除ではなく信頼の土台づくり/選ばれる茨城をどう築くか
  • 高市演説に見る二分法“ダイコトミー”の危うさ/今必要なのは“熟議”の国会
  • 非核三原則は日本の背骨――揺らぐ平和の防波堤をいま守れるか

アーカイブ

カテゴリー

  • 通報報奨金制度について
    2026年3月4日
  • 野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて
    2026年3月4日
  • 茨城県の取組「ここがすごい!」(第2次茨城県総合計画~主要指標等実績一覧~)
    2026年3月2日
  • 知事定例記者会見(令和8年2月18日)
    2026年2月18日
  • いばらきパートナーシップ宣誓制度を実施しています
    2026年2月12日
  • “イラン情勢に伴う物価高” 政府は対策の提示早く
  • 民主政治 壊す暴挙
  • 【主張】子どものSNS被害 安全に利用できる環境整備さらに
  • コラム「北斗七星」
  • ほっと一息、再建へ前向く
このホームページ(Blog)へのリンクは自由に行ってください。
文章の引用等も自由です。
ただし、リンクや引用等によって生じた不利益に対して、管理者はその責任を負いかねますので、ご容赦ください。
Copyright © All rights reserved. | MoreNews by AF themes.