Skip to content
ひたみち日記

ひたみち日記

井手よしひろが茨城県日立市からローカルな情報を発信中

Primary Menu
  •  ホーム
  • ご挨拶
  • プロフィール
  • 投稿一覧
  • facebook
  • X.com
  • youtube
  • 地創研
  • ご感想・ご意見
動画配信
  • 県政の話題
  • 福祉・医療・介護

日本てんかん協会全国大会<茨城大会>に出席

管理者 2017年10月21日

日本てんかん協会全国大会 10月21日、井手よしひろ県議は日本てんかい協会第44回全国大会(茨城大会)に参加しました。水戸市のJR水戸駅前駿優教育会館で開催されたこの大会は、茨城では初めての全国大会の開催です。
 日本てんかん協会には、47都道府県全てに支部があり、日々さまざまな活動をおこなっています。
 毎年「てんかんのある人々とその家族、医療・福祉・教育等の分野の専門職や関係者、市民が広くつどい、相互に交流を深め、てんかんに関する問題を学びかつ語り合うことによって、てんかんについての正しい知識の普及をともに推進し、てんかんのある人々やその家族の保健・医療・福祉・教育などの向上を図ること」、「地元におけるてんかんへの啓発運動を盛り上げるとともに他の障害者団体等との親睦・連帯を深めること」などを主な目的として、その仲間たちが日本中から集まるイベント「全国大会」を開催しています。
 茨城大会のスローガンは、1.<啓発>てんかんを正しく理解してもらう政策を、2.<医療>てんかん地域診療体制の充実を、3.<福祉>てんかんがあっても安心して暮らせる支援体制を、4.<労働>働く場とチャンスを拡げて、5.<教育>学校でもっと適切なてんかんの知識を、6.<交通>交通安全に向けた先端技術の提供を、の6点です。現在置かれているてんかん患者の課題を端的に表現しています。
 てんかんは、100人に1人が発症するとされており、医療体制や社会的支援などが十分に整備されているとは言えません。


日本てんかん協会全国大会
 WHO(世界保健機関)がまとめた”てんかん辞典”によると「てんかんとは、種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な発射に由来する反復性の発作(てんかん発作)を特徴とし、それにさまざまな臨床症状及び検査所見がともなう」とあります。大脳の神経細胞(ニューロン)は規則正しいリズムでお互いに調和を保ちながら電気的に活動しています。この穏やかなリズムを持った活動が突然崩れて、激しい電気的な乱れ(ニューロンの過剰発射)が生じることによって起きるのが、てんかん発作です。
 このため、てんかん発作はよく「脳の電気的嵐」といわれます。
 また、てんかん発作は繰り返しおこることが特徴です。そのため、1回だけの発作では、ふつうはてんかんという診断はつけられません。

 厚生労働省は2018年度から始まる第7次医療計画で、各都道府県1カ所以上の、てんかん専門医療機関を明確にするなどして、患者を支える体制の整備を全国的に推進する方針を決めています。
 公明党てんかん対策推進プロジェクトチームなどが、今年(2017年)5月に政府へ申し入れた提言を踏まえた対応です。
 厚労省は、第7次医療計画における、てんかん対策として(1)専門医療機関の明確化(2)多施設連携の拠点となる医療機関を明確にした上での医療機関のネットワーク化―などを盛り込みました。計画推進に当たっては、現在、モデル事業として全国8カ所で整備されている地域てんかん診療拠点病院の取り組みを参考にします。
 また、患者の就労や社会復帰に向けた医療機関、自治体、雇用事業者、ハローワークなどの連携について厚労省は、日本医療研究開発機構が研究を始めており、円滑な連携のための指標やガイドラインの作成をめざしています。
 一方、文部科学省は、公明党提言の「小・中学校は最もてんかん発作に触れる機会が多い」との指摘を踏まえ、教育職員免許法施行規則を改正し、2019年度から教員養成課程に、てんかんなど『特別の支援を必要とする幼児、児童、生徒に対する理解に関する事項』を独立して必ず含めるよう見直しを行う予定です。

印刷する 🖨
閲覧数 43

Continue Reading

Previous: 2017年10月20日(金) 雨
Next: 2017年10月21日(土) 雨

Related Stories

250902dosou
  • 2025県知事選
  • 日々の話題
  • 県政の話題

地域の安心と多様性を両立するために――“土葬”をめぐる現実と課題

管理者 2025年9月3日
250828fujisan_map
  • 県政の話題
  • 防災

富士山の大規模噴火に備えて―茨城県の立場から考える防災の視点―

管理者 2025年8月28日
250822gaikoku
  • 日々の話題
  • 県政の話題
  • 私の主張・政策・論文

茨城県が2026年度採用から国籍条項撤廃

管理者 2025年8月23日



井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

2025年9月
月 火 水 木 金 土 日
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
« 8月    

最近の投稿

  • SDGsの推進と参政党の誤謬――持続可能な未来のために建設的な取り組みを
  • 地球沸騰化の時代に、SDGsを強力に推進
  • 地域の安心と多様性を両立するために――“土葬”をめぐる現実と課題
  • 知事選公約:“パンダ”はダメで“コアラ”は良いのか?
  • TX開業20周年/茨城県発展の推進力のこれから

アーカイブ

カテゴリー

  • 知事記者会見(令和7年9月9日)
    2025年9月8日
  • 【CHALLENGE IBARAKI】#75「健康長寿チェック表」を活用してめざせ、茨城県民健康長寿日本一!
    2025年9月6日
  • いばらきパートナーシップ宣誓制度を実施しています
    2025年8月31日
  • 救急搬送における選定療養費の徴収開始について
    2025年8月21日
  • 茨城県の取組「ここがすごい!」(第2次茨城県総合計画~主要指標等実績一覧~)
    2025年8月7日
  • 米関税引き下げ、16日までに
  • “次期衆院選” 北海道4区、佐藤氏擁立へ
  • 経済対策具体化早く
  • 【主張】党平和ビジョン 推進委で対話機構創設めざす
  • コラム「北斗七星」
このホームページ(Blog)へのリンクは自由に行ってください。
文章の引用等も自由です。
ただし、リンクや引用等によって生じた不利益に対して、管理者はその責任を負いかねますので、ご容赦ください。
Copyright © All rights reserved. | MoreNews by AF themes.