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コロナワクチンの追加接種(3回目接種・ブースト接種)について

管理者 2021年11月4日

厚労省の3回目接種の考え方
希望者全員に無料で/12月開始、2回目の8カ月後以降接種
■感染・重症化予防の効果持続へ
 新型コロナウイルスワクチン接種が進んだこともあり、国内の新規感染者数は急速に減少していますが、海外の研究では時間の経過とともに感染予防などの効果が低下すると報告されています。効果の持続に向け政府は、2回完了した全ての希望者に3回目の追加接種を行う方針です。
 10月29日には、厚生労働省が日程に関して、専門家による分科会の議論を踏まえた内容の事務連絡を出しました。これによると、3回目接種は12月から始まります。
 3回目の接種は、1、2回目と同様に無料です。10月12日の衆院代表質問で、公明党の石井啓一幹事長が3回目接種の無料化を訴えたのに対し、岸田文雄首相は「全額公費負担で行う」と明言しました。

■地元市区町村から順次接種券が届きます
 事務連絡には、接種時期は2回目完了の「おおむね8カ月以上後から行う」と明記。1、2回目で先行接種が行われた医療従事者から開始され、高齢者らへの接種も年明け以降、始まる見通しです。対象者には順次、市区町村から接種券が届きます。
 厚労省は来年分として、米ファイザー社から1億2000万回分、米モデルナ社から5000万回分の供給を受ける契約を締結。ファイザー製については、11月中下旬に、12月と来年1月の接種分として約412万回分を自治体に配送し、12月1日以降に3回目接種を開始する計画です。モデルナ製は3回目接種を2月から始める予定です。
 3回目接種のワクチンについて、厚労省は2回目とは異なるメーカーのものを使用する「交差接種」を認めるかどうかを含め、引き続き科学的知見を収集して検討するとしています。


コロナワクチンの2回目接種の効果
 10月28日の厚労省分科会では、ファイザー製を2回接種した後の効果の推移や3回目接種の効果に関する研究が報告されました。これによると、感染予防効果は2回目接種から5カ月後に、12歳以上の全年齢で88%から47%に低下。60歳以上では、時間の経過とともに重症例の発生率が上昇する傾向がありました。3回目接種で感染予防と重症化予防の効果が改善しました。
 なお、3回目接種の対象について、諸外国では医療従事者や高齢者などに限定する一方、対象拡大に向けて検討が続けられています。このため、分科会では「2回接種完了者全てに追加接種の機会を提供する」方針で一致。まだ一度も接種を受けていない人に対しては、3回目開始後も接種できる機会を提供していくことを確認しました。

■3回目接種の効果は?
 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)の資料によると、日本国内で広がったデルタ株に対するワクチンの発症予防効果は、ファイザー製を2回接種した場合に88%、アストラゼネカ製で67%との報告があります。3回目の追加接種を行った場合、モデルナ製を含めた3つのワクチンはいずれも中和抗体価が増加すると報告されています。
 ファイザー製:ファイザー社は、2回目接種後と比較して、3回目の追加接種で中和抗体価が増加すると報告しています。55歳以下は、2回目接種から7日後と比較し、3回目接種から1カ月後の中和抗体価は野生種(変異する前のウィルス)で4倍以上、ベータ株で10倍以上に上昇。デルタ株では2回目接種、3回目接種からそれぞれ1カ月後で比較し、55歳以下で5倍、65~85歳で11倍以上に上昇としています。
 モデルナ製:モデルナ社も、ファイザー社と同様に、3回目接種で野生種や変異株に対する中和抗体価が増加すると報告しています。2回目接種から6カ月以内に追加接種し、14日後に中和抗体価を測定すると、野生種で約23倍、ベータ株で約32倍、ガンマ株で約44倍、デルタ株で約42倍に増加するとしています。
 アストラゼネカ製:アストラゼネカ社も、3回目接種後に抗体反応、中和抗体価が増加するとの報告があります。2回目接種後23~39週に追加接種を行った75例を評価しました。

■3回目接種後の副反応は1、2回目と同程度か低い頻度
 追加接種後の副反応について、ファイザー製とアストラゼネカ製は、1回目や2回目接種後と比較して同程度か低い頻度、モデルナ社ワクチンは「認容できる安全性プロファイル」と報告されています。
 ファイザー製:306例を評価しました。●2回目接種と比べ、副反応の頻度は同程度か低い●3回目接種から7日以内の副反応は通常、軽度から中等度。頻度が高い副反応は、注射部位の疼痛や疲労、頭痛、筋肉痛や関節痛、悪寒 ●重大な全身性の副反応の発生頻度は低い、と報告しました。
 アストラゼネカ製:80例を評価しました。●3回目接種後、評価対象の65例に局所性の副反応が見られた●3回目接種後、4例が中等度~重度の全身性の副反応を2つ以上報告したが、1回目接種後より少なかった。と報告しました。
 モデルナ製:mRNA-1273を20例、mRNA-1273.351を19例を評価しました。●mRNA-1273、mRNA-1273.351 50μgの3回目接種は認容できる安全性プロファイルだった。3回目接種後の局所副反応全体の頻度は、それぞれ90%、68.4%●副反応の過半数は軽度(グレード1)か、中等度(グレード2)。mRNA-1273で頻度が高い副反応は、疼痛90%、疲労70%、頭痛55%、関節痛50%、筋肉痛45%・グレード3の副反応は、mRNA-1273が15%、mRNA-1273.351が11%で、グレード4の副反応は報告されなかった、と報告しています。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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