オセロゲーム[Othello-Game]は、辞書によると「ゲームの一種。縦横それぞれ8区画ずつの64区画からなる盤上に、表裏が黒白に塗り分けられた円形の駒を交互に置き、相手の駒をはさんで自分の色の駒とすることを繰り返して、全区画が埋まったときの駒の色の数により勝敗を争う」とあります。このオセロが、日本人によって茨城県水戸市で考案されてことは、あまり知られていません。
東京新聞(2004/7/27)先に、このブログでも紹介したように、世界大会の誘致に成功しました。
水戸でオセロ世界大会、06年秋 発祥の地、誘致に成功
発祥の地で世界大会開催へ。2006年秋に開催予定の「第30回世界オセロ選手権大会」の開催地が水戸市に決まった。日本オセロ連盟水戸支部(鬼澤慎人(まさと)支部長)が7月26日、誘致の成功を加藤浩一水戸市長に報告。「大会を成功させ、オセロでまちづくりを」と気勢を上げている。 (小林 孝一郎)
同大会は第1回、第10回、第20回が日本(東京)で開催されており、第30回も日本での開催が決まっていた。水戸市はオセロを発明した長谷川五郎・日本オセロ連盟会長の出身地で、5月に発足したばかりの同支部が大会の誘致を進めてきた。
鬼澤支部長は「オセロは水戸の宝で、良きコミュニケーションツール。市役所や県庁と協働して、まちづくりを進めていきたい」と開催の意義を説明。加藤市長も「朗報をもらった」と喜んだ。
大会には予選を勝ち抜いた世界約20国の約60人が参加を予定。大会自体は3日間程度だが、同支部は前後の約一カ月間を使い、名前の由来となったシェークスピアの演劇「オセロ」の上映や講演会、シンポジウムなどの記念事業を検討中だ。
今月17日には市内の竹隈公民館でオセロ講座を始めており、来月22日には「水戸市長杯小学生オセロ選手権」を初開催する。世界大会の開催まで二年余り。市民にオセロを浸透させ、機運を盛り上げるための活動は始まったばかりだ。
<リンク>オセロの歴史(日本オセロ連盟のHPより)