3割引実験で常磐道利用車両は3割増加
常磐道の割引社会実験「日立ラクラク拡大実験」は、10月9日で前半の3割引実験が終了し、10日から12月10日まで5割引の実験が始まります。
実験推進協議会では、今日付で3割引実験の結果(速報値)を公表しました。
それによると、料金割引となった日立南IC~北茨城IC間の交通量(インターペア交通量)は、実験前に比べて33%増加しました。更に、割引の対象となっていない通過車両も含めた交通量は、15%増加しました。
一般道を含む全体の交通量の内、高速道路を利用する車両の割合(交通分担率)は、23%から25%に増加しています。
3割引実験の結果と5割引実験の結果を検証して、適正な割引率を導き出すことが今回の「日立ラクラク拡大実験」の大きな目的でもあります。10日からの5割引実験結果が注目されます。
インターペア交通量の比較