投票率向上が最大の課題
6月16日、県選挙管理委員会が開かれ、9月25日に任期満了を迎える茨城県知事知事選を、8月25日告示、9月11日投開票で行うことを決定しました。
同時に、水戸市、つくば市、鹿島郡の三選挙区で県議選の補選も実施されます。
県選管では8月28日、9月4日、11日、18日の四案から、11日を除く三案については「お盆や夏休み、三連休などで盛り上がらない可能性がある」とし、11日案を全会一致で了承しました。
茨城県の知事選挙、国政選挙は低投票率が問題となっています。2004年7月の参院選では3回連続の投票率全国最下位を記録しました。知事選でも、4年前は過去最低で全国の歴代でもワースト5位の29.93%と低迷しました。
投票率の向上に対して、県選管は、学生ら若者の投票所立会人への起用や、タレントなどを呼んだ啓発イベント、事業所に対しての「期日前投票日」の設定要請などを対策を行うことにしています。
現職の橋本昌知事は、初当選した1991年が39.24%でもっとも高く、共産系候補との一騎打ちとなった前々回と前回は31.87%、29.93%となっています。
結果が分かっている選挙にわざわざ行く必要なし。