民主党の永田寿康前衆院議員が、衆院倫理選挙特別委員会の質問で、公明党や支持団体に対して事実無根の中傷発言をした問題で、民主党の筒井信隆議院運営委理事と堀込征雄倫選特委理事は、8月4日午後、国会内の公明党控室を訪れ、公明党に対し遺憾の意を表明しました。
この問題は7月8日の倫選特委で、永田氏が先の都議選に絡み、公明党の支持団体が集団で「住民票移動」を行ったかのような事実無根の中傷発言をしたため、自公両党が同日、永田氏に対する懲罰動議を共同提出。公明党は民主党に対し、謝罪、発言の議事録削除を要求し、応じない場合は懲罰の審査手続きに入ると通告していたものです。(民主党永田代議士が「住民票移動」のデマ発言)
席上、民主党の堀込理事は、倫選特委での永田発言について、公明党や支持団体を「誹謗・中傷したと取られかねない発言があった」との認識を示した上で、「(永田氏への懲罰動議提出など)こうした事態を招いたことは大変遺憾に思う。今後は国民から選ばれた公党として、互いの立場を尊重し合って、しっかりと注意深く対応していきたい」と遺憾の意を表明しました。