2007年3月の合併を目指し具体的協議
2月3日、水戸市議会と茨城町議会は、それぞれ臨時議会を開会し、水戸市と茨城町の合併について具体的な話し合いを進める法定合併協議会の設置案を審議し、共に賛成多数で可決しました。
これを受けて、水戸市と茨城町は、法定協議会を今日(2月6日)設置し、第1回法定協を17日にも開く方向で準備を進めています。
地元茨城新聞(2006/2/4付け)の報道によると、水戸市の加藤浩一市長は「茨城町は水戸市との結びつきが強く、生活圏が一体化していることから、一体的なまちづくりをすべき背景にあるものと認識している」などと提案理由を説明しました。
議会質疑では、共産党のみが市町村合併により所属議員が減少することを懸念してか反対討論を行い、採決の結果、賛成多数で法定協の設置を可決しました。また、茨城町議会でも共産党が反対討論を行いましたが、賛成多数で可決されました。
法定協議会は、現在立ち上げられている任意協議会と同程度の62人の委員で構成され、合併について具体的な協議を進めることになります。合併期日や合併建設計画、茨城町長と町議らの合併後の身分の扱いなどの協定項目が議論の中心になります。
水戸市と茨城町は、基本的に2007年3月中の合併実現を目指しています。