3月6日に行われた県議会一般質問で、井手よしひろ県議は、日立市内の渋滞緩和のために、国道6号諏訪交差点と国道245号線を結び、将来的には国道6号日立バイパスとも連絡する都市計画道「鮎川停車場線」(総延長1.1km)の整備促進について、三浦真紀土木部長に質しました。
三浦部長は、国道245号から通称市道中央線までの約450m区間について、平成18年度から用地買収に着手することを表明しました。今年度は、日立電鉄の廃止に伴う縦断計画の見直し、JR常磐線西側区間の用地測量を実施しています。
鮎川停車場線は、日立市の中部地区において、国道6号諏訪5差路から常磐線をくぐり国道6号日立バイパスに至る幹線道路として整備を計画し、昭和59年8月に延長約1.1kmを都市計画決定しました。
当初は6号バイパスまでを予定していましたが、平成13年度に245号までを結ぶ区間に計画変更されました。14年度には、245号から市道中央線まで450m区間を先行整備区間として国庫補助採択を得て、事業着手しました。これまでに路線測量や地質調査、道路詳細設計が行われています。
昨年度、日立電鉄線が廃止されたため、それに伴う縦断計画の見直しと常磐線西側区間の用地測量が、今年度に実施されています。
来年度からは用地買収に着手する計画で、本体工事の早期着工を目指していく方針が確認されました。
井手県議の質問
念願であった国道6号日立バイパスは、全体計画の3分の1に当たる4.7キロメートルが、平成20年春には暫定2車線で供用できる見込みとなりました。しかし、この旭町アクセスまでの開通では、日立市中心部の渋滞にかえって拍車を掛けてしまう懸念もあり、旭町以南の未事業化区間5.7キロの整備が大きな課題となっています。
私は、少なくとも八反原地区までの延伸は必要で、県が一部整備を行う都市計画道路鮎川停車場線と一体的に整備を行い、国道6号諏訪交差点までへの円滑な交通を確保することが重要だと考えます。国道6号日立バイパスの延伸と都市計画道路鮎川停車場線の整備について、土木部長のご所見をお伺いいたします。
私は、少なくとも八反原地区までの延伸は必要で、県が一部整備を行う都市計画道路鮎川停車場線と一体的に整備を行い、国道6号諏訪交差点までへの円滑な交通を確保することが重要だと考えます。国道6号日立バイパスの延伸と都市計画道路鮎川停車場線の整備について、土木部長のご所見をお伺いいたします。
三浦土木部長の答弁
次に都市計画道蕗鮎川停車場線の整備についてでございます。
本都市計画道路は、国道6号諏訪五差路からJR常磐線をくぐり、国道6号日立バイパスに至る延長約1.1キロメートルの四車線道路でございます。
そのうち通称市道中央線(市道4990号線)から国道245号までの延長約450メートルについて平成14年度から事業を進めており、これまでに路線測量、地質調査、道路詳細設計を行っております。
今年度は、日立電鉄の廃線(平成17年3月)に伴う縦断計画の見直しを行うとともに、JR常磐線西側区間の用地測量を実施し、来年度から用地買収に着手することとしております。
本都市計画道路は、国道6号諏訪五差路からJR常磐線をくぐり、国道6号日立バイパスに至る延長約1.1キロメートルの四車線道路でございます。
そのうち通称市道中央線(市道4990号線)から国道245号までの延長約450メートルについて平成14年度から事業を進めており、これまでに路線測量、地質調査、道路詳細設計を行っております。
今年度は、日立電鉄の廃線(平成17年3月)に伴う縦断計画の見直しを行うとともに、JR常磐線西側区間の用地測量を実施し、来年度から用地買収に着手することとしております。