4月15日、井手よしひろ県議は、常陸大宮市に建設中の常陸大宮済生会病院を視察しました。これには、地元の仲田好一支部長(市議)と吉川美保副支部長が同行しました。
常陸大宮済生会病院は、3月には工事が竣工し、7月1日の開院に向けて機器の整備や道路・駐車場の工事が急ピッチで進んでいます。
県北西部地域は、県内で唯一中核的な病院が存在しない地域であり、入院及び外来患者は、水戸市内の医療機関に依存しているのが現状でした。このため、特に事故損傷や急病患者等に対応する救急医療体制についても、地域の医療需要に応じきれていない状況となっており、医療の整備充実が地域における大きな課題とされてきました。
このようなことから、常陸大宮市などの総合病院誘致同盟と茨城県及び社会福祉法人恩賜財団済生会は、合併を契機に、地域住民に良質で安心・信頼される医療の提供ができる地域中核病院の整備をおこなうこととしたものです。
整備にあたっては、160床の急性期病院として救急医療体制の充実が図られます。また、地域医療圏に不足している小児科や産婦人科の機能も充実させることになっています。
常陸大宮済生会病院の概要 | |
場所 | 常陸大宮市田子内町地内 |
規模 | 敷地面積約 3.7ha |
病床数 160床 RC造 4階建 | |
延床面積 11,339㎡ | |
診療機能 | 第二次救急医療及びへき地医療に対応できる医療機関 |
診療科目 | 内科(呼吸器、消化器、循環器) |
小児科 | |
外科 | |
脳神経外科 | |
整形外科 | |
泌尿器科 | |
産婦人科 | |
麻酔科 等を予定 | |
事業費 | 総合計 47億500万円 |
建築費 30億円 | |
外構費 2億円 | |
機器等 15億500万円 |
