「日立をひらく実現力」政策実現こそ議員のいのち
皆さまの温かいご支援をいただき3期12年、茨城県議会議員として、日立市の活性化と茨城の発展のために全力投球することが出来ました。厚く御礼申し上げます。
この間、皆さまのお力をお借りして、様々な実績を積み重ねることが出来ました。例えば、原子力施設の事故を教訓に、県内18万戸に防災無線の戸別受信機の配備することが出来ました。3万8千人に上る署名をいただき、常磐高速道の割引社会実験を3度実施し、ETCによる通勤割引制度へと大きく発展させました。日立市の情報通信基盤整備のために、ケーブルテレビ会社を誘致し、日本でもトップクラスのブロードバンド環境を市内に整備しました。
4期目の挑戦に当たり、私は「井手よしひろ20の約束」を公表しました。具体的な政策の実現こそ、議員の真骨頂であり、命です。そう考えて、次の4年間で実現させる目標を明確に掲げました。
この場では、医療環境の整備と少子化対策についてお話しさせていただきます。
日立を中心とする県北地域は、医療環境の不備が目立っています。例えば、出産の出来る産婦人科病院が県北には、わずか2箇所しかありません。11月6日から北茨城市立病院が出産の受け付けを再開しましたたが、まだまだ万全な状態ではありません。こうした状況を一刻も早く脱し、安心して子供を産める環境をつくります。また、万が一の病気や事故に備える救急救命センターが県北地域にはありません。日製総合病院に地域救急救命センターを整備するよう働きかけたいと思います。さらに、原子力安全等推進基金を活用して、放射線治療の最先端施設を整備することを提案します。JCOの臨界事故を受けて、国から県に交付された95億円の基金があります。この使い道は2年半余り決まっていません。私は、手術なしにがんを治療できる放射線治療の施設整備に活用するべきだと考えています。
少子化対策については、現在小学校入学まで無料化されている医療費を、小学校卒業まで無料化することを進めてまいります。第三子以降の保育料の無料化や妊娠から出産に至る定期検診の無料化など、もう一人子供を生みたいと動機づけるような制度の創設も必要です。国の制度充実とともに、県や市の子育て支援策の充実を更に図ってまいります。
こうしたお約束を実現させるためにも、皆さま方の大きなお力をいただき、県政の場へ押し上げていただくことをお願いして、ご挨拶といたします。最後までよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(12月1日の県議選告示日、井手よしひろ候補の選挙遊説第一声の趣旨をまとめたものです。茨城県選管の指導のもと、12月11日に掲載いたしました)