100回目の節目に市民参加の地域イベントに
今年で100回目という日本最古の歴史を持つ『笠間の菊まつり』が、10月13日(土)~11月25日(日)の間、笠間稲荷神社を中心に開催されています。この菊まつりは、明治41年(1908年)に、笠間稲荷神社の塙嘉一郎宮司(当時)が、日露戦争によって荒廃した人々の心をなごめようと、神社に農園部を開園して始めたものです。
今や茨城県の秋を代表する秋の催しである『笠間の菊まつり』は、一世紀という歴史的な区切りと、市民が参加して創りあげる地域の一大イベントに発展させようという主旨から、「笠間稲荷神社の菊まつり」から『笠間の菊まつり』と改称されました。
井手よしひろ県議は、11月7日午後、地元関係者と共に笠間市内を視察しました。笠間稲荷神社の境内各所には立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、盆栽菊など5000鉢もの菊花がところ狭しと展示されていました。
特設会場では、名物の『菊人形展』(8:30~16:3)が開催されています。今年の 『菊人形展』は『風林火山』がテーマで、山本勘助と武田信玄の名場面12景を50体の菊人形で表現しています。なお、『菊人形展』は有料で大人800円、小・中学生400円となっています。
また、これからでも間に合うイベントとしては、薪能の上演や稲荷寿司のコンテストが企画されています。
◎観世流「薪能」上演(11月10日18:00~、笠間稲荷神社拝殿前、入場料:5,000円)
◎第2回お稲荷さんコンテスト:全国からおもしろ稲荷寿司が大集合(11月24日、笠間稲荷神社)
参考:笠間市観光協会のHP