「骨髄バンクを支援するいばらきの会」平成26年度総会を開催
6月7日、「骨髄バンクを支援するいばらきの会」(牛島英二会長)の平成26年度総会が、つくば市内で開催されました。いばらきの会の顧問を務める井手よしひろ県議も参加しました。
いばらきの会は、骨髄バンクの普及啓発活動およびドナー登録者の募集活動をはじめ、様々な事業に取り組んでいます。年間30会場余りで移植を希望する患者さんの登録受付、献血ルームでの登録活動を行っています。また、県立こども病院へのクリスマス訪問など、患児への支援を行っています。さらに、骨髄バンクの普及啓発活動として“語り部活動”や募金活動を行っています。
骨髄バンクのドナーは、2014年1月に40万人に到達しました。今年(2014年)4月末現在で、444,984人となっています。2013年度一年間で32,753人が新たに登録しました。また、骨髄移植実施数は16,840件と、月100件を超し年間1万3000件のハイペースとなっています。
一方、茨城県の平成25年度の新規登録者は302件で、累計で8,194人になっています。18歳から54歳までの登録対象者千人当たりの登録者は5.97となっており、これは全国順位で30番目です。
昨年10月には、骨髄移植推進財団が「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」の成立公布により「骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業者」と位置付けられました。さい帯血バンクと連携して白血病などの治療と共に、再生医療での活用にも多きか期待が寄せられています。
この日の総会で、牛島会長は「一人でも多くの県民の皆様にドナー登録していただけるよう、いばらきの会メンバー全員の力で“一人でも多く、一刻も早く患者さんの救命に寄与する”目標に向かって『気負わず、あせらず、できることから、楽しく』のモットで活動して参りましょう」と参加者に呼びかけました。