茨城県桜川市は、古来より「西の吉野、東の桜川」と並び称されるほどのサクラの名所でした。
高峯をはじめとして、桜川市の山々には山桜が多数自生しています。山桜はソメイヨシノと比べ開花時期が若干遅く、桜花の淡紅色と赤芽が木々のもえぎ色の芽吹きの時期と重なり、パッチワークのような眺望を楽しむことができます。
桜川市は明治の中期からみかげ石の採掘など石材業で栄えた地域であり、水はけのよい花崗岩質の土壌が山桜が育つのに適しているため、珍しい交配種が増えたと考えられています。そのため、色とりどりの山桜が群生するこの景観が生まれたといわれています。
コンテナホテル“レスキューホテル”を運営するデベロップ社と桜川市の防災協定締結に立ち会うため、桜川市に行ってきました。その締結式に先立ち、高峯のヤマザクラを空撮動画しました。
2024年4月11日午前10:00頃撮影。