産経Web茨城版
KHV“補償” 県、水質浄化名目で検討
全業者廃業が前提 国に県打診
コイヘルペスウイルス病(KHV)により霞ケ浦と北浦の養殖ゴイが大量死した問題で、県が国土交通省に水質浄化事業の一環としていけすの下を浚渫(しゅんせつ)するよう打診していることが一日分かった。県は県独自で業者に廃業補償を行うことを否定しているが、浚渫によるいけすの撤去などに伴う国交省の予算で事実上の廃業補償を引き出したい考えだ。
先に記述したとおり(霞ヶ浦・北浦のコイ養殖業者が廃業の方針/コイヘルペスの影響)、霞ヶ浦の環境浄化という視点から、国土交通省が行っている霞ヶ浦の浚渫予算から、業者への補償を引き出せないかという考えです。
知事記者会見2004/3/1
記者 :前回の記者会見のときにも,県としては廃業補償はされないという話は確かに打ち出していましたが,今後も,廃業補償というものではなく,漁民の生活支援について何かお考えはありますか。
知事 :今の段階では,まだ処分とそれに対する補償ということを中心に考えておりますが,養殖業者の方々の方向がある程度固まってきた段階で,今,おっしゃられたような話についても当然対応していかなければいけないと思っております。現在の段階ですと,まだまだ3分の1ぐらいの方は漁業を継続したい。そして,3分の1ぐらいの方が迷っておられる。残りの3分の1ぐらいの方は,これをきっかけにして廃業していきたいといったような状況にあると聞いています。4月以降,だんだん温度も上がってきて,ほかのコイがどうなっていくかという状況を見て,そういったものを参考にして,多分,漁業者の方々は判断されていくのだろうと思っております。ですから,その後,対応策を考えていきたいと思っています。
記者 :以前,全量処分するときだと思うのですが,全業者が廃業になれば霞ヶ浦の浄化につながるということで,何らかのそれに伴う支援ができるのではないかという話も出ていたと思うのですが,現在のところ,3分の1残るということになると,その何らかの支援というものが非常に厳しいと思うのですが,その辺,何か働きかけるなどされるのですか。
知事 :若い方々の,もう後継者もおられる養殖業者も何軒かあるわけですが,そういった方々の将来に関わる大変重要な問題ですので,情報を十分提供しながら判断をしていっていただけたらと思っております。そして,皆さんがまとまって廃業ということであれば,先ほどおっしゃられたような対応策というものも取る可能性は出てくるだろうと思っております。
ご無沙汰をしております。加藤の秘書です。
県議のHPは大変勉強になります。情報も豊富で便利ですね。
ご質問を宜しいでしょうか。
群馬県におきましてもコイヘルペスが発生し、補償問題等で
陳情を頂いております。
注目される霞ヶ浦・北浦の補償の行方が全国の基準になると
思われますが、現在はどこまで話がまとまっているのでしょうか。
補償の範囲など分かれば知りたいのですが。
選挙の時期になりますと陳情も増え、却ってご迷惑をおかけ致します。
お手すきで結構ですのでご教示下さいませ。
お体ご自愛下さいませ。
大村田