5月15日土浦市内の国民宿舎「水郷」で、日本さい帯血支援ボランティアの会の代表・有田美智世さんを囲む会を開催しました。
席上有田代表は、1994年にさい帯血支援ボランティアの会を設立し、98年に保険適用が実現、99年には公的ネットワーク設立など、この10年間を振り返り、患者本位の制度作りに奔走した活動の経過を報告しました。
その上で、「正しいこと、当たり前のことを実現しようとすると様々なの軋轢が生じるものです。既得権益を持つ人やマスコミなど、そしてそれに付和雷同する人などあらゆるバッシングが起こるものです。しかし、それを打ち破っていくと、不思議なことに、理解者が一人、二人と広がり、ことが成就するものです」と語りました。
有田代表は、「この世の中から白血病という言葉をなくすまで頑張りたい」と、決意を語り結びとしました。