9月8日の県議会代表質問では、現在、茨城県で行われいている小学校1、2年生の小人数学級編成について継続を求める質問がありました。
国の定める教員の配置基準では、40人が学級定員とされていますが、県では、35人以上のクラスが学年で3クラス以上ある場合は、教員を1名増員し、2クラス以下の場合は、TT(ティームティーティングを行う臨時講師)を加配して、少人数指導を実現しています。
しかし、その費用=11億円あまりが国の緊急雇用創基金によって賄われているため、今年度いっぱいで予算が打ち切られる懸念があります。
こうした現状を踏まえ、橋本昌県知事は「この事業を何とか継続して行けないかとの思いは強くもっておりますので、事業の継続に向けて、財政状況や市町村との役割分担などさまざまな観点から検討してまいります」と述べ、国の補助制度の如何に係わらず、継続への意欲を表明しました。