4月1日、井手よしひろ県議は、2月1日にオープンした「茨城県発達障害支援センター」を視察しました。
自閉症、アスペルガー症候、学習障害、注意欠陥・多動性障害などの発達障害については、教育・福祉・医療・就労などの関係機関が相互に連携し、一貫した支援を行う必要があります。茨城県では、国の補助制度を活用して、県発達障害支援センターを設置し、発達障害者への支援体制の整備を図りました。
発達障害者支援センターは、地域で一貫して知的障害者の支援を行い、自閉症児などにも積極的に係わってきた社会福祉法人梅の里(理事長:窪田道也さん)に業務を委託して運営されています。
窪田理事長や岡本亨総括施設長などから、3月末までに300件を超える相談が寄せられ、関心の高さが裏付けられたことが報告されました。相談の約1割が、発達障害と知的障害を併発したケース、残り9割が発達障害のみの相談であったということです。
また、発達障害を診断できる医療機関や専門家が県内に少ないことから、早期発見の体制整備が強く望まれているとの意見が寄せられました。特に、県立友部病院の思春期外来などとの連携が不可欠であり、さらに県内のブロックごとに拠点病院ともネットワークを整備する必要が訴えられました。
県内でも児童生徒の6%以上に発達障害のケースが見られる、との実態も確認されています。この支援センターを核に、発達障害者の支援の輪を早急に整備する必要性を再確認しました。
茨城県発達障害支援センター
茨城町小幡北山2766-3
社会福祉法人 梅の里「あいの家」「ゆい」内
電話029-219-1222
FAX029-292-5535
ainoie-siensenter@herb.ocn.ne.jp
※茨城県発達障害者支援センターは県が実施するもので、具体的な運営は県から委託を受け社会福祉法人梅の里が行っています。センターの利用や相談は無料です。
茨城町小幡北山2766-3
社会福祉法人 梅の里「あいの家」「ゆい」内
電話029-219-1222
FAX029-292-5535
ainoie-siensenter@herb.ocn.ne.jp
※茨城県発達障害者支援センターは県が実施するもので、具体的な運営は県から委託を受け社会福祉法人梅の里が行っています。センターの利用や相談は無料です。

