5月の第2日曜日は「母の日」、今年は5月8日がその日です。
大正8年生まれの母は87歳。五十代で肝硬変を患い、もうだめかという生命の危機を何度も乗り越えてきました。週に2回、ディサービスに通い、訪問介護を週4回利用して、父と一緒に慎ましやかに暮らしています。日立の地で一緒に住もうと数年来言い続けていますが、生まれ育った水戸を離れる気は全くないようです。
花より団子ではありませんが、食べ物の方が喜ぶようなので、おいしいと評判のクッキーの詰め合わせと小さなアレンジングフラワーも持って行きました。
せっかくのプレゼントですが、本人は今日が母の日であることを分からなかったようです。
「そうなのけ、今日は母の日け。よしひろと高ちゃん(私と家内の名前)が来てくれる日は、毎日が母の日だよ」と。
飾らぬ一言に、心温まる一日でした。
母よ わが母
風雪に耐え 悲しみのいのりを
繰り返した 母よ
あなたの願いが翼となって
おおぞらに舞いくる日まで
達者にと祈る
(詞:山本伸一)