都議選公認候補2名を会派除名処分!?
6月2日、民主党の都議会会派は、東京都議会で問責決議への対応で、会派の決定した方針に造反した2名を除名処分としました。除名処分となったのは、田中良(杉並区)、和田宗春(北区)の両氏。いずれも、7月3日に行われる都議選の党公認候補です。民主党の迷走に、都民から驚きの声が上がっています。
2日の都議会本会議で採決された4件の問責決議のうち、民主党・柿沢未途議員に対する決議では、民主党会派の反対の決定に対して、同党の尾崎正一議員(府中市)が造反し、退席しました。
続く民主党・富田俊正議員への決議では、退席中の尾崎議員に加え、田中、和田、馬場裕子(品川区)、真木茂(町田市)、山下太郎(北多摩4区)の計6氏が、党議に反し退席しました。
次の浜渦武生副知事と桜井巖出納長の決議の際は、退席した6人は席に戻り、会派拘束に真っ向から反対して、「賛成」に回りました。
都議会民主党は、党公認の予定候補者が民主党会派の中で、公然と造反するという異常事態となっています。