12月7日の県議会一般質問で、県は、2009年度「技能五輪全国大会」を日立市を中心とする県北地域で開催する方針を明らかにしました。
技能五輪全国大会は、毎年秋に開かれ、製造業を担う若い技能者のレベル向上を目的に各県持ち回りで開催されています。機械組み立てや製図、板金、溶接など20数種目の職種で技能を競い合うものです。茨城県からも例年多くの入賞者が出ており、「優秀選手団賞」も数多く受賞しています。
また、障害者の社会参加を進める「全国障害者技能競技大会」(アビリンピック)と併せて開催されています。
一般質問の答弁の中で、土田商工労働部長は、「茨城県で二つの全国大会を開催することは、若者の就業意識の高揚や若年技能者の技能レベルの飛躍的向上、さらに、本県が誇るものづくり技術・技能を全国に発信できる絶好の機会。大会の主催者に対し、二つの大会を県北臨海地域で開催できるよう強く働きかけていく」と表明しました。
参考:Ginoh 21 Japan
参考:技能五輪全国大会のHP