1月10日、城里町選挙管理委員会は、町議会解散の是非を問う住民投票を1月23日告示、2月12日投開票と決定しました。投票率にかかわらず、賛成が過半数を占めれば、町議会は即日解散され、40日以内に出直し選挙が実施されます。
城里町は2005年2月、常北町、桂村、七会村の3町村が合併して誕生しました。議員定数は18ですが、在任特例を活用し合併後2年間、旧3町村の議員42人が町議会議員として在籍しています。
これに対し、住民団体が「町の厳しい財政事情を考えれば、早期に解散して経費削減に努めるべきだ」と12月21日、7012人分の署名を添えて町選管に議会の解散を本請求していました。
それにしても、今回の住民投票に対する城里町の広報体制には疑問を感じます。議会の解散の是非を問う重要な住民投票にもかかわらず、町の公式ホームページには1月12日現在、住民投票の日程など選管からの告知は一切掲載されていません。いくら小さな町と言っても、住民本位の町政を実現するためには、ホームページ等での情報提供は不可欠であると思うのですが…
参考:城里町のホームページ