高齢者の健康作りと食生活改善の拠点
県内高齢者の健康づくり拠点・茨城県立健康プラザ(管理者:前県立医療大付属病院長大田仁史先生)に整備中であった、シルバーリハビリ体操室と健康づくり研修室が完成しました。
シルバーリハビリ体操室は健康プラザの展示施設を撤去し、1階を全面的に改装して整備されました。ソフトラバーを張った温かく弾力性のある床面を採用し、正面には演台と大型スクリーンが整備されています。壁面には大判の姿鏡も設置され、シルバーリハビリ体操を実習するすばらしい環境が整備されました。シルバーリハビリ体操指導士は介護予防活動として、地域で高齢者の健康体操の指導に当たります。健康プラザでは、2015年度までに1万人の三級指導士養成を目指しています。
2階には、健康づくり研修室整備されました。研修室にはモニターカメラ付きのキッチンが備えられ、テレビ画面で調理の様子も見られるようになりました。生活習慣病予防へ向けた食生活改善推進員らの研修に活用されます。
県立健康プラザの改装は、2005年6月の保健福祉常任員会で井手よしひろ県議が提案していました。
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シルバーリハビリ体操士の養成講座を視察 | |
保健福祉員会の質問要旨 |

平成17年6月県議会保健福祉常任委員会議事録より(2005/6/15)
◯井手よしひろ委員 それから、もう一つ、健康プラザ、私どもの会派でも視察をさせていただいて、大田先生の指導のもとに一緒に体操をやってみました。汗が出てくるような、結構ハードです。びっくりしました。
あそこは今、大きな会議室でやっておりますけれども、体育館が別にありませんので、いわゆる通常のフロアでやっていますね。下にカーペットは敷いてありますけれども、普通は土足で上がるようなところで運動をしているので、環境としては余りよろしくないのではないか。声も余り通りませんし、そういった意味で、健康プラザ自体の改修も必要ではないのかなと思っているのですが、具体的な改修計画はどういうふうになっておりますか。
◯緒方保健予防課長 改修につきましては、今年度、1階につきましては、展示機器を撤去しまして、オープンスペースに改修する予定にしております。また、2階部分も、展示機器を撤去しまして、お話のありました体操指導用のスペースに改修する予定でございます。そのスケジュールでございますが、営繕課の方と相談してやっていただいているわけですが、21日に設計委託の入札をやるということでございまして、その後、8月に設計が完了し、今の予定ですと12月の中ごろに竣工が予定されております。