午前中のバラエティ番組で、村上ファンドを救う「プリティウーマン」とう話題が取り上げられていました。村上代表、インサイダー容疑認める 5日午後にも逮捕
朝日新聞(asahi.com 2006年06月05日)
ニッポン放送株の売買をめぐって、インサイダー取引が取りざたされている村上ファンド代表の村上世彰氏(46)は5日、東京証券取引所で会見を開き、容疑を大筋で認めた。「認識が甘く、罪を犯してしまった」と謝罪した。東京地検特捜部は同日午前、村上氏の立件に向け、最高検など上級庁と最終的な協議を行った。同日中にも証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で関係先の一斉捜索に乗り出すとともに、村上氏を同容疑で逮捕する。
村上氏はこれまで、特捜部の任意の取り調べに対し、容疑を否認してきたが、4日夜になって、大筋で認める意向に転じ、その旨の検事調書にも署名した。
プリティ・ウーマンは、今から17年目の1990年、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演して大ヒットしたハリウッド映画。テーマ音楽の軽快なリズムは今なお、テレビやラジオから良く流れてきます。
リチャード・ギアが演ずる億万長者のエドワード・ルイスは、敵対的な企業買収を繰り返す実業界の一匹狼。恋人と別れた夜、ハリウッドの路上で道案内を頼んだコール・ガール、ビビアン・ウォード(ジュリア・ロバーツ)と偶然知り合います。エドワードはビビアンに1週間の間、自分のアシスタントとしてそばにいてくれるように依頼。この1週間の生活は、エドワードにとっても、ビビアンにとっても大きな変化をもたらします。
エドワードは、ある造船会社を買収し、部門毎に経営権を売却することによって大きな利益を納める計画を進めていましたが、土壇場になって方針を転換。友好的な提携へと計画を変更します。
上映当初は、女性のシンデレラ・ストリートして反響が大きかったこの映画ですが、ライブドアや村上ファンドの事件が起こった、今現在の視点でもう一度この映画を見てみると、全く違った感想を持つかもしれません。
ホリエ社長や村上社長にも、すてきなジュリア・ロバーツがいてくれたら、法を犯す過ちをせずにすんだかもしれません。