4月8日に投開票された統一地方選挙の前半戦(道府県議会議員選挙と政令指定都市の市議会議員選挙)で、公明党は立候補者全員が当選しました。
道府県レベルの選挙では、自民1212議席(前回1423)、民主375(294)、公明181(173)、共産100(106)、社民52(63)となり、公明党は前回を9議席上回る大健闘の戦いとなりました。(数字は9日午前1:30現在のNHKの開票速報での状況)
自民党は前回を下回りましたが、無所属からの自民党入りもあり、ほぼ現状維持と見られます。民主党は前回を上まわリましたが、議席数は自民党の1/3以下で地方組織の弱さを解消するまでには及びませんでした。また、共産党は、惨敗に終わった前回議席をも下回わる敗北を喫しました。
政治は結果責任が問われます。「何を言うか」でなく「何をやったか」かが有権者から評価されることになります。民主党には、旧野党の身体と旧保守の身体が背中合わせとなった、55年型政党の側面が色濃くなっています。こうした政治手法に、有権者は厳しい判断を下したと言えます。さらに、共産党は、厚顔な「実績横取り」スタイルが通用しなくなっています。独善的で、それでいて他党の実績を自らの実績と、違法のビラやポスターで吹聴する共産党選挙は、有権者の信頼を完全になくしてきたと言えましょう。
党員・支持者の皆さまの献身的な活動に心から御礼を申し上げるとともに、22日に投票を迎える後半戦も、完全勝利を目指して努力いたします。
参考:公明党候補の選挙結果速報
公明、道府県議選、政令市議選・350氏全員当選
公明新聞(2007/4/9)
「実現力」に大きな期待、底力発揮し各地で激戦制す
第16回統一地方選挙の前半戦である44道府県議選(東京、茨城、沖縄を除く)と15政令市議選(静岡、北九州を除く)、13都道県知事選、4政令市長選は4月8日投票が行われ、即日開票された。公明党からは道府県議選に181人、政令市議選に169人の計350人が立候補(うち8人が無投票当選)し、いずれの選挙区でも、厳しい戦いを強いられたが、党員・支持者の勇猛果敢な戦いによって完全勝利を果たした。公明党は「未来に責任を持つ政治」を旗印に、生活者の声を具体的に形にしてきた実績、成果を訴えた。この勝利で地方議会はもとより、与党の一翼を担う国政でも公明党の存在感がより一層高まることになろう。献身的なご支援をお寄せいただいた党員・支持者の皆さまに深く感謝申し上げます。
「政策実現力」掲げ後半戦へ
公明新聞(2007/4/9)
市区町村は一票争う僅差の戦い、熱烈なご支援に感謝
統一地方選挙の前半戦である道府県議選・政令市議選、都道県知事選・政令市長選の投票が8日行われた。公明党は、44道府県議選(東京、茨城、沖縄を除く)に181人、15政令市議選に169人、計350人の候補者を擁立(うち8人が無投票当選)して戦ったが、即日開票の結果、各地からし烈な攻防戦を制した激戦突破の報が相次いで寄せられた。
最後の最後まで、公明党の勝利をめざし血のにじむような思いで一票、一票を執念で積み上げてくださった党員・支持者、創価学会員の皆さま、公明党候補に熱き声援を送ってくださった全国の有権者の皆さまに、心から感謝と御礼を申し上げます。
今回の統一地方選挙は、住民の暮らしに最も身近な地方政治の担い手を決める四年に一度の大切な選挙であるとともに、今夏の参院選挙に大きな影響を及ぼす前哨戦としての重要な意義を持っているが、前半戦を通してヒシヒシと伝わってきたのは、政策実現政党・公明党に対する有権者の共感と期待である。
公明党は、約束した政策は必ず実現してきた「政策実現の党」だ。全議員が地域に根を張り、地方議員と国会議員が連携して住民の声を政策に反映し実現してきた「ネットワーク政党」である。政治は結果責任、すなわち何をやったか、どんな結果を出したかが大事であり、公明党は、選挙戦を通し「庶民の目線」「生活者の視点」から生まれた児童手当・出産育児一時金の拡充、中小企業支援策、格差是正、安全・安心社会の構築..をはじめとする多彩な実績を語りに語ってきた。
公明党をめぐる選挙情勢は想像を超える厳しさだった。市町村合併や政令市の増加などにより各地で定数減や選挙区域の見直しが相次ぎ、多くの選挙区で一票を争う激烈な攻防戦を余儀なくされた。その中で公明党が激戦を突破することができたのは、ひとえに党員・支持者の皆さまの絶大なるご支援の賜物であり、併せて公明党の実行力、行動力に対して有権者の共感と期待が高まっていった結果であると確信する。
公明党の政策実現力に対し、民主党や共産党は、相も変わらぬ口先だけのパフォーマンスや、住民を欺く“実績横取り”が目立った。民主党は、公明党が中心となり推進してきた児童手当拡充など子育て支援策に国会では反対しながら、選挙目当てに「子ども手当」創設など耳当たりの良い実現性のない政策を並べる無節操ぶり。共産党に至っては、公明党の実績を自分たちが実現したかのように喧伝するウソ・デマのビラ・号外をバラまき、「政策論争以前の汚い手口」「選挙をけがした」と有権者のひんしゅくを買った。
統一地方選挙は、息つく間もなく後半戦に突入する。一般市議(長)選・東京特別区議(長)選は15日(日)、町村議(長)選は17日(火)に告示され、ともに22日(日)の投票日めざして舌戦の火ぶたが切られる。
「攻めの戦い」に徹し
一般市・東京特別区議選は告示から投票日まで1週間、町村議選は5日間という短期決戦だ。前半戦よりもさらに地域に密着した戦いとなる後半戦では、一票を争う僅差の選挙結果となることが予想される。後半戦も、公明党の政策実現力を語り抜き、拡大に次ぐ拡大、一票に執念を燃やす徹底した「攻めの戦い」で大勝利を勝ち取っていこうではないか!