6月27日、井手よしひろ県議は、来年3月末まで行われている高速バスとつくばエクスプレス(TX)の乗継ぎ実証実験を体験しました。これは、国交省、首都高速公団とバス事業者が共同して、首都高速の渋滞を避けるために、首都高八潮PAに降車専用のパス亭を設置し、近接するTXに乗り換えて秋葉原に乗継ぎするという試みです。安価で快適な高速バスのメリットとTXの定時性とを合体させようという発想。その上、TX八潮駅から秋葉原駅間の運賃450円を100円に割引してくれるというので、一石三鳥?のサービスとなっています。
井手県議は、27日午前10:04新田中内発の高速バスに乗車。やや遅れて10:24に出発した高速バスは、守谷SAでの休憩を挟んで、首都高八潮PAに11:46に到着しました。この間まったく渋滞はなく、巡航速度80キロでの快適なドライブでした。
通常はここからが大渋滞。終点の東京駅まで1時間ぐらいは平気で掛かります。そこで、バスの中で渋滞に関するアナウンスがあります。時間を気にする人は、停車ボタンを押すと八潮PAに停車します。バスの降車時に100円のTXの乗継ぎ切符を購入します。(駅では買えませんので注意が必要です)
八潮PAからTX八潮駅までは、徒歩で移動。少し判りづらい道案内の標識ですが、注意しながら歩けば道に迷うことはありません。写真をとりながら、8分かけて11:54に、TX八潮駅の改札に着きました。
TXの自動改札は、乗継ぎ切符では通れませんので、清算窓口からホームに入ります(降りる時も同様です)。
ホームに上がると、丁度、11:55発の秋葉原行き区間快速が入線して来ました。TXで秋葉原に着いたのは、12:12。正味1時間50分あまりの旅程でした。
JRで大甕駅から特急スーパーひたちで、秋葉原まで行くと1時間40分前後。料金は平日の東京フリー切符で9000円掛かります(往復の運賃、特急指定席料金、都内一円乗り降り自由のトクトク切符)。一方、高速バスはネット予約で往復3515円。プラスTX乗継ぎ料100円。少しの手間でかなりコストパフォーマンスが高い移動法となりました。
ただPR不足か、利用者はあまり多くない模様です。井手県議が乗ったバスでも、途中乗継ぎした利用者は、他に2人しかいませんでした。
皆様も、一度試してみてはいかがでしょうか。
①新田中内の高速バス停車場(10:24)=④八潮PA降車専用バス停(11:46)=②首都高八潮PAの降車専用出口=③TX八潮駅発(11:55)=⑤TX八潮駅から秋葉原駅間の乗り継ぎ乗車券
石岡育ち 様
コメントありがとうございます。
重要なポイントですね。確認が漏れていましたので、ご報告させていただきます。
TX八潮=秋葉原の運賃は450円
利用者負担=100円
バス事業者負担=125円
TX負担=225円
となっています。税金等の投入はありません。
とても興味深い記事なのですが
この乗り継ぎ乗車券と正規運賃の差額は誰が負担するのでしょうか?