5月11日、井手よしひろ県議は所属する県議会保健福祉部の県北調査に参加。高萩市松久保工業団地に立地している生化学工業株式会社を訪れ、説明を聴取するとともに工場を視察しました。
生化学工業は、近年話題となっているヒアルロン酸製剤を中心に特徴ある医薬品の製造にかかわってきました。1947年に創業され、1975年から高萩工場が稼働しています。高萩工場では、ニワトリのトサカから抽出された原料を元にヒアルロン酸を精製し、世界初の間接機能改善剤「アルツ」と白内障などの手術補助剤「オペガン」を製造しています。
生化学工業のヒアルロン酸の抽出・精製技術は世界トップレベルで、医療用の製品を世界各国に輸出しています。
会社概要の説明を受けた後の質疑応答では、高萩に工場を立地させた理由などが話題に上りました。地元工場長からは、立地の要因として、1.岩盤が強固で大規模な地震が起こりにくい、2.気候が温暖で雪が少ない、3.台風の影響を余り受けない、4.鉄道、高速道路など交通アクセスが至便である、などが指摘されました。
その後、保健福祉員会の一行は工場内を視察し、最新の設備を目の当たりにしました。