石井啓一衆院議員ら公明党県本部、直ちに現場被災地を調査
10月8日午前5時すぎ、大型の台風18号は、愛知県の知多半島付近に上陸しました。ほぼ日本列島を縦断する形で、各地域に大きな被害を出しました。
茨城県内では、その台風の影響を受けて突風が発生。茨城県の土浦市と龍ケ崎市で、住宅の屋根が飛んだり電柱が折れたりするなどの被害が出て、あわせて5人が怪我がをしました。
このうち土浦市宍塚では、午前5時ごろ突風が発生し、宍塚郵便局の屋根が飛ばされたほか、住宅の屋根瓦や工場の看板が飛ばされ、電柱が折れたり物置が倒れたりする被害が出ました。地元警察の調査によると、突風による被害が確認されたのは東西100メートル南北600メートルの範囲で、女性1人が割れたガラスで手を切る怪我をしました。
井手よしひろ県議は災害に一報を受け、地元県議や市議、党県本部代表の石井啓一衆院議員らと連携を摂り、午前10時頃現場に入りました。すでに、早朝より地元の足立寛作県議(党県代表代行)が、被害を受けた全世帯を回り、現状把握を行っていました。
午後3時前に、党本部で党役員会に出席していた石井衆院議員も現場に駆けつけ、足立県議や地元市議らとともに、被害の現状をつぶさに視察しました。さらに、被災者から直接様々な要望を聴取し、土浦市に対して要望書を提出しました。
現場付近では、電柱や街路灯が傾いて切れた電線が垂れ下がり、停電が続いていました。現在、電気工事会社が電線をつなぐ作業などを行っています。また、信号用の電柱も被害を受けたため、復旧作業が急がれていました。
民家や工場では、早速ブルーシートが壊れた屋根や窓ガラスに応急的に張られ、屋根業者などが修理を急いでいました。
また、土浦市と同じ午前5時ごろに龍ケ崎市大徳町でも突風が発生し、あわせて110棟で住宅の屋根が飛ばされたりブロック塀が倒れたりする被害が出ました。警察によりますと、現場は龍ケ崎市の中心部に近い住宅街で、東西200メートル、南北5キロの広い範囲にわたって被害が出ているということです。
石井衆院議員は、土浦市宍塚の現地調査の後、竜ヶ崎市内の現場に急行。現状を把握するとともに、被災者をねぎらいました。
竜巻が発生したのではないかとの見解もあり、気象庁気象研究所と水戸地方気象台は現地に調査班を出して、当時の状況を詳しく調査しています。