7月1日に運航開始した茨城県のドクターヘリは、8月31日までの2ヶ月間で44件の出動実績がありました。
関東では、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県の各県にドクターヘリが配備され、広域連携の機運が醸成されています。既に、茨城県と千葉県は、北総病院のドクターヘリについて広域連携協定を結び、茨城県の南部・鹿行地域の消防本部の要請により千葉県のドクターヘリが出動しています。
井手よしひろ県議ら公明党は、相互援助協定による、ドクターヘリの関東連合を提唱しています。これは、費用負担を伴わず、互いのドクターヘリを融通し合おうという取り組みです。ドクターヘリの運用の目安を片道70キロとすると、広大な関東エリアが、各県のドクターヘリによって相互にカバーできるようになります。また、大規模な事故や災害の際も、事前に連携協定があれば、迅速な出動が出来ると考えられます。