2 thoughts on “茨城県、来年度より多床室特養整備を容認

  1. 続き
    ◆介護保険施設等の入居費用(月額) (要介護5で年収80万円以下の場合)[静岡県]
    ●特別養護老人ホーム(特養)
     ▽多床室…3万7900~4万3300円程度
     ▽個 室…4万9200~5万8300円程度
     軽減措置後の個室…3万6900~4万3725円程度
    ■全事業所で負担軽減、低所得者の介護保険利用すすめる
     静岡県、県内190法人1720介護保険事業所、全てで軽減実施の仕組みを整える。全ての事業所での軽減制度実施は、全国で初めて。
    ◆介護施設サービス利用料:県、全社福法人と合意 低所得者の負担を軽減 http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100616ddlk22100136000c.html
     県内には190法人が経営する1720の事業所がある。09年4月時点で、同制度を活用したのは116法人で全体の61.6%にとどまっていたが、県職員が各法人を訪ね、今年5月までに100%の合意を取り付けた。

  2.  「全室個室では、低所得者層が利用しづらい。だから、個室より利用料が約1~2万円低い、多床室特養の整備を」なのだろうか?
     違うだろう。「低所得者に多床室を選択させる環境」を作るのではなく、「低所得者の利用料を軽減し、個室を利用しやすくする環境」を作れば良い。
     個室の利用料を3/4に軽減すれば、多床室と同じくらいになるのだから。
    ★低所得者の介護保険利用すすめる、自己負担料の軽減制度
     ▽介護保険サービス…利用者が料金の10%を自己負担
    ◆低所得者向け制度「社会福祉法人等による利用者負担額軽減制度事業」
     →『自己負担額の1/4分を軽減し、自己負担額は3/4に』。特別養護老人ホームの場合、食費や宿泊費も軽減され、月額利用料は5300~2万5500円ほど安くなる。
     ▽条件…「住民税が非課税、収入150万円未満で、預貯金350万円以下など」の条件を満たす65歳以上の高齢者
     ▽制度の対象(静岡県)…『介護保険サービス対象者の約3%、3406人(2009年度)』
     ▽軽減分…実施する社会福祉法人が65%負担し、残りを国・県・市町で分担して負担。
     →軽減費用の65%を事業所側が負担するため、浸透させるには事業所側の理解が不可欠。

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