桃の節句の3月3日、大子町では十二所神社の101段の石段をひな壇に見立てて、ひな人形を飾る催し『百段階段でひな祭り』が開催されました。家族連れなど1万4000人の人出でにぎわいました。
このイベントは地元に多くの人を呼び込んで町おこしをしようと、2008年から町商工会女性部が中心になって開催されています。
石段の両端に約1000体のひな人形が飾り付けられました。人形は地元の人などが自宅で飾らなくなったものが寄贈され人形の大きさや表情、それに着物の柄もさまざまですが、地元の方々のお客様を温かく迎えようとの思いが溢れるすばらしいベントです。
昨日までの荒天とうって変わって、3日の大子町は晴天に恵まれ、会場には多くの人が訪れて石段の中央の部分をのぼりながら、気に入った人形をじっくり見たり写真を撮ったりして、華やかなひなまつりを楽しんでいました。