4月4日、井手よしひろ県議は県介護保険室より、今年度の65歳以上が支払う介護保険料(基準月額)について聴き取りを行いました。
その結果、茨城県内44市町村の平均では4,528円となり、前期(平成21年度~23年度)平均の3,717円に対して811円高くなりました。率によると21.8%の引き上げとなりました。夫婦2人の高齢者家庭では、年間108,672円となり、値上げ分は19,464円にも上ります。
県内の44市町村別にみてみると、もっとも高額な保険料は石岡市の4,980円で、前期の4,050円から930円増(23%)となりました。石岡市の他に高萩市、東海村、河内町、那珂市、水戸市、かすみがうら市の7市町村が4,900円を超えました。
前期期間と比べた上昇率では、八千代町51.7%、大子町45.9%、河内町41.4%など、比較的小規模で保険料が安かった自治体の引き上げが目立っています。
反対に、安い自治体は結城市と城里町が3,900円と4,000円を下回りました。一番高い石岡市と結城市、城里町との差額は1,080円と1,000円を超し、率にすると27.7%の差が生じています。
全国平均は4,972円で、茨城県は全国44位となっています。最も高い沖縄県(5,880円)と比べると1,354円安くなっています。