7月1日から、全国の消費者からトラブルなどの相談を受け付ける3桁の電話番号「188」番の運用が始まりました。
消費者ホットライン「188」番は、契約のトラブルや製品の事故を巡る相談をしたい消費者に、最寄りの消費生活センターや自治体の窓口を案内するサービスです。これまでは10桁の電話番号でしたが、3桁の覚えやすい番号で、ためらうことなく相談してもらおうと、トラブルお断りという意味で、関西弁の「いやや」にかけて「188」にしたということです。
全国には、消費生活センターが763か所あり、そのほか、ほとんどの市区町村に消費生活相談窓口が設置されています。消費者ホットラインは、全国共通の電話番号で、地方公共団体が設置している身近な消費生活相談窓口を案内します。
消費者ホットラインは、消費生活センター等の消費生活相談窓口の存在や連絡先を知らない消費者でも、最寄りの消費生活相談窓口を案内することにより、消費生活相談の最初の一歩を支援するサービスです。
土日祝日など市区町村や都道府県の消費生活センター等が開所していない場合には、国民生活センターで相談を受け付けるなど、年末年始を除いて原則毎日、利用できます。
消費生活相談でどこに相談してよいか分からない場合には、一人で悩まずに消費者ホットラインをご利用下さい。