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県北芸術祭を継続、来年度フォローアップ事業に4200万円

管理者 2017年3月5日

茨城県議会代表質問
 3月3日、井手よしひろ県議は県議会公明党を代表して茨城県議会代表質問に登壇。橋本知事に70分にわたり、県政の重要課題を質問しました。今回取り上げた質問項目は、①国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた県の取り組みについて、②茨城県北芸術祭の総括と今後の展開について、③大規模災害への対応について、④東海第二発電所の再稼働と運転期間延長について、⑤犬猫の殺処分ゼロへの取り組みについて、⑥オリンピックサッカー競技の誘致について、⑦がん対策の推進についての7項目です。
 このブログでは、「茨城県北芸術祭の総括と今後の展開について」の質問を掲載します。
 井手県議は、茨城県北芸術祭を3年に一度開催する“トリエンナーレ形式”で継続的に開催する。次回開催は、2019年が茨城国体と時期が重なるために2020年とする。開催にあたっては、オリンピックの文化プログラムの一環として開催する。との3点を強調しました。
 これに対して橋本知事は、次回も開催する方向で開催6市町と協議し、できるだけ早く結論を出すと答弁をしました。また、県北芸術祭の成果を継続するために、フォローアップ事業として4200万円を計上したことを説明しました。


 次に茨城県北芸術祭の総括と今後の展開について伺います。
 昨年、開催された県北芸術祭は、目標30万人を大きく上回る77万6000人の来場者を迎え、大成功の内に終了しました。77万6000人という来場客数は、全国的にも大きな盛り上がりを示す地域芸術祭の中でも、瀬戸内国際芸術祭についで、全国第2位という驚異的な数字です。
 県議会公明党も、県北芸術祭の魅力を多くの県民に伝えたいと、2万枚の案内チラシを作成し、新聞折り込みなどで配布しました。県北芸術祭のキュレーターを迎えての講演会も日立市と常陸太田市で開催しました。また、県北芸術祭の特設ホームページを作成し、そのアクセス数は4万5000件を超えました。さらに、常陸多賀地区でワークショップを展開した和田永さんの演奏を、youtubeで動画配信したところ、全世界からアクセスが集中し20万回以上再生されました。県北芸術祭の成功に、大いに貢献ができたと自負しています。


県北芸術祭知事要望004
 県北芸術祭の経済波及効果は、35億3300万円に達しました。また、広告費に換算したパブリシティ効果は42億4500万円となりました。県北芸術祭は、経済効果も、パブリシティ効果も大きなものがあったことが明らかになりました。

 昨年11月18日、私どもは、橋本知事に「県北芸術祭の継続開催を求める要望書」を提出しました。
 昨日のいばらき自民党の代表質問に答えて、橋本知事は、「今回の成果を最大限に生かすためにも、今後も開催する方向でできるだけ早期に決定したい」と答弁されましたが、私は、県北地域の更なる活性化と芸術文化の振興を図るために、県北芸術祭を3年に一度開催するトリエンナーレ形式で、継続することを改めて提案します。
 そして、次回開催は3年後の2019年ということになりますが、この年は茨城国体の開催時期と重なりますので、1年遅らせて2020年とします。
 オリンピックイヤーの2020年に、東京オリンピックの文化プログラムの一環として、第2回県北芸術祭を開催すべきと考えます。

クロージングナイト
 また、今回の県北芸術祭の最大の課題は、開催市町との話し合いが不十分で、当初、連携が充分にとれていなかったことです。4年後開催という目標をできるだけ早く明確にし、市町の独自の企画や運営によるプログラムも充実させ、本当の意味で6市町と県が一体となった芸術祭を開催すべきです。
 その意味で、私は、県北芸術祭の開催中に、会場となった6市町のすべての首長と直接面会し、継続開催について意見交換を行いました。6人の首長全員が、県北芸術祭を継続することに賛意を表明しておりました。
 すでに、各市町では県北芸術祭の成果を踏まえて、新たな事業がスタートしています。我が日立市では、県北芸術祭で再確認した日立の魅力を全国に発信するために、新田次郎の小説「ある町の高い煙突」を映画化する動きが、行政や企業、そして市民が一体となって具体化しています。また、新年度予算には、県北芸術祭のフォローアップ事業としてサイエンスアート事業とひたちの海アート事業に1500万円の事業費が盛り込まれました。
 北茨城市では、県北芸術祭の会場となった旧富士が丘小学校を拠点として、地域おこし協力隊を迎え、芸術でのまちおこしがスタートしました。また、岡倉天心に縁の深いタゴールの肖像画をバングラデッシュの大学教授から寄贈されたことをキッカケに、天心、タゴールなどを再評価する動きが始まっています。
 大子町では、東京芸術大学との連携を強化し、「芸大子」の取組がさらに拡大しています。

 経済波及効果の分析や私どもの提案、市町の新たな取り組みを踏まえて、県北芸術祭の総括と今後の展開について、知事のご所見を伺います。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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