茨城県では、子どもたちに郷土を愛する心の醸成を図るため、他県に先がけて平成25年度から県内全ての中学2年生を対象とした「いばらきっ子郷土検定」を実施しています。
この郷土検定は、自分たちが住んでいる市町村や茨城県の歴史や伝統文化、そして現在の姿を理解し、未来の茨城を担う心豊かでたくましい子どもたちを育成することを目的としています。
常陽銀行は、県が中学生を対象に実施する「いばらきっ子郷土検定」の問題集を作成し、毎年、県内の中学校などに寄贈しています。昨年11月の郷土検定市町村大会で出題された問題と解説を掲載しました。県内全ての中学校(義務教育学校、中等教育学校含む)、特別支援学校のほか、本年度は初めて高校にも寄贈しました。県問題として50題、市町村問題として25題づつ44市町村で1100題が納められています。
内容を見ると、かなり難しい問題が並んでします。例えば、「1972年(明治5年)真壁郡下館町(現在の筑西市)に生まれ、日本近代陶芸の開拓者として、陶芸家として初めて文化勲章を受章した人物は誰でしょう?」。答えは板谷波山です。1953年に陶芸家として初めて文化勲章を受けています。
いばらきっ子郷土検定ウェブサイト
また、茨城県教育委員会では、この郷土検定の問題に取り組むことのできる郷土検定ウェブサイトを開設し、県内外の多くの方々に茨城県の魅力や歴史などについて、楽しみながら知っていただく機会を設けています。是非一度お確かめ下さい。
ネット上で50問の設問に答え、45問以上の正解だと1級、40問以上で2級、35問以上で3級に認定されます。認定証もダウンロードできます。
参考:いばらきっ子郷土検定ウェブサイトhttp://www.ibaraki-kentei.jp/index/menu