1年前の8月27日、茨城県知事選挙の投票が行われ、自民党と公明党が推薦した新人の大井川和彦氏が、全国最多の7期目を目指した現職を破り、初めての当選を果たしました。
大井川和彦(無所属・新)当選49万7361票
橋本 昌 (無所属・現)42万7743票
鶴田真子美(無所属・新)12万2013票
自民党と公明党が推薦した新人の大井川氏が初めての当選を果たしました。橋本氏は、現職としては全国最多となる7期目を目指しましたが、及びませんでした。
今年の夏は、記録ずくめの暑さが続き、まさに酷暑という言葉がぴったりの夏となりました。しかし、大井川知事にとっても、また、知事選をともに戦った私たちにとっても、昨年夏の暑さはまた別の意味で、未だかつて経験したことのないような熱い熱い夏でした。
大井川知事の一貫した主張は、「失敗を恐れず、果敢に挑戦していきたい」との明確なメッセージでした。
私ども県議会公明党は、大井川知事の推薦を決定するにあたり、2017年7月14日に7項目にわたる政策協定を結びました。
政策協定の前文には、様々な県政の課題に新たな視点で果敢に挑戦する。概ね4年間で7つの具体的施策に取り組み、県民の福祉向上、安心で安全な郷土づくり、生活大県いばらきづくりに、共に全力で取り組むみことが明記されています。
その政策協定は、
- 子育て支援の充実に全力取り組む。特に18歳までの一部医療費無料化も含め医療費の負担軽減を実現する。
- 教育費の負担軽減に全力で取り組む。具体的には、私立高校の授業料実質無料化、県独自の給付型奨学金制度の創設、学校給食の無償化などを検討する。
- 高齢者の医療・介護、健康増進、移動支援・買い物支援などに積極的に取り組み、いばらき型地域包括ケアシステム構築を図る。
- 魅力度日本一を目指し、茨城県の情報発信力の強化といばらきのブランドの向上を図る。
- 芸術文化による地域おこし、移住促進、UIJターンの促進などを図り、県北地域の活性化を図る。
- 犬猫の殺処分ゼロを目指し、動物愛護の拠点作りなどを通して、動物愛護を推進する。
- 安心安全の県土づくりのために、防災体制の整備、原子力安全対策の強化を図る。
以上、7つの県政運営に関する具体的指針となるものです。
大井川知事は、すでに2018年度予算において、子ども医療福祉制度いわゆる小児マル福制度を、10月から18歳までの入院医療費に拡大することを決定しています。また、私立高校の授業料の実質無料化も、世帯年収400万円まで拡充しました。Uターンなどの学生を対象に茨城県独自の給付型奨学金の制度創設も予算化しています。
こうした実績は高く評価いたします。その上で、私共の政策協定について、今後3年間で、しっかりと具体化していただけるように、全力で大井川県政を支えてまります。