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映画「ある町の高い煙突」市民特別先行映写会

管理者 2019年2月6日

ある町の高い煙突先行映写会
 映画「ある町の高い煙突」の映画が完成し、映画制作に協賛していただいた方と日立市民を対象とする特別試写会が、2月2日3日の両日、日立市民会館で開かれました。合計5回の試写会には計5000人以上が観客が来場、地元の歴史を描いた映画を楽しみました。上映後には監督や出演者によるトークショーも行われました。最後の映写会では、日立市が実施した読書感想文などのコンクールの表彰式も行われました。
 映画は「天心」などで茨城県と縁がある松村克弥監督がメガホンを取りました。昨春から日立市内などで撮影され、主人公の関根三郎役に井手麻渡さん、ヒロインの加屋千穂役に小島梨里杏さんが起用されたほか、仲代達也さん、渡辺大さん、吉川晃司さんなども出演。エキストラとして茨城キリスト教大の学生や市民が多数参加しました。市内の企業・団体などから寄付を募ったほか、茨城県と日立市も資金面を含めて支援しました。
 2日の試写会には5000人を超す応募があり、抽選で当選した市民が詰め掛けました。エンドロールの最後で会場から大きな拍手が湧き起こりました。11日には多賀市民会館で午前、午後2回の先行映写会が予定されています(入場券はすでに配布済で、いずれの会も満席となっています)。


 トークショーには松村監督、主演の井手さん、平林孫作役の城之内正明さんの3人が登場し、それぞれ作品への思いを語りました。井手さんは「試写会を通して、映画は皆さんに見てもらうことで完成すると実感している」、城之内さんは「日立を代表する作品になった。ぜひ日立から全国、世界に届けてほしい」と呼び掛けました。松村監督は「日立市民だけでも5万人に見てもらうのが目標」と抱負を語りました。
 今後、2月28日は県知事をはじめとして、県議会議員、県内市町村長らを対象としてお披露目の映写会を県庁内で行います。
 ロードショー公開は6月下旬を予定しており、東京・有楽町スバル座や水戸駅南口のユナイテッドシネマで上映されます。

日立市/中学2年生全員に文庫本配布、読書感想文、感想画、キャッチコピー1068点集まる
 2月3日、小説「ある町の高い煙突」の映画化を記念し、日立市が実施した市内の中学2年生を対象とする読書感想文・感想画・キャッチコピーのコンクールの入賞者が決まり、特別試写会に合わせて表彰式が行われました。最優秀賞の市長賞には感想文が日立一高付属中の寺崎千尋さん、感想画が久慈中の石井樹里さん、キャッチコピーは多賀中の小野礼樹さんがそれぞれ選ばれました。
 日立市は昨年の夏、市内の中学2年生全員に「ある町の高い煙突」の文庫本を配布。コンクールには感想文505点、感想画95点、キャッチコピー468点の計1068点もの応募がありました。
 審査委員会は日立市在住の評論家・長山靖生さんを委員長に、松村克弥監督、日立市出身のイラストレーター・ミウラナオコさんなど11人で構成され、市長賞をはじめ、入賞32点を決めました。
 表彰式には入賞者のうち21人が出席。賞状が手渡された後、感想文とキャッチコピーで市長賞を受けた2人が作品を披露しました。
 寺崎さんの感想文「共存の町、日立」は煙害克服のために大煙突を建設し、共存共栄を図った先人たちをたたえながら、「諦めたらそこまでだと今を生きる私たちに言っている気がする」とつづられた。寺崎さんは「環境を改善するために植えられたからこそ、日立のサクラに魅了される」と話しました。
 小野さんのキャッチコピーは「青年は目をそむけなかった 勇気と忍耐 その先に築き上げたものとは…?」。小野さんはコピーに込めた思いとして「農民側と企業側の双方の忍耐と勇気が公害から日立を救った」などと述べました。
 講評で審査委員長の長山さんは「読む側が成長するにつれて新たな発見がある。いつか読み返してくれることを望みたい」と入賞者に呼び掛けました。

読書感想文日立市議会議長賞 佐藤駿さん(泉ケ丘中)抜粋
 公害問題というと、住民側か「善」で企業側が「悪」という構図ができる。しかし、三郎は鉱山側のやることも、ちゃんと理解しようとしていた。住民と企業が争うのではなく粘り強く話し合い、試行錯誤を繰り返しか結果「大煙突」が建てられたことを知り、胸が熱くなった。そこに行き着くまでの過程は、苦労と忍耐の連続であったと思う。両者が歩み寄り、共存共栄の精神で町の存続、発展のために力強く立ち上がる姿に感銘を受けたと同時に、爽快感を覚えた。

読書感想文日立市教育長賞 瀬戸口瑞歩さん(日立一高付属中)抜粋
 当時の技術力・経済の発展具合それら全てが現代とは比べものにならない時代だったのにも関わらず、その時々で出来る限りの補償や公害対策としての「世界一高い煙突」を創り、公害問題を解決した日立鉱山の力にも率直に素晴らしいなと感じた。現代において様々な社会的事件が起きる中、国や企業がそこまでの歩み寄りをしてくれているものだろうか。また現代に三郎のような人は存在するのだろうか。
 例えば原発の必要性。様々な所で議論されているが、先人が成し得たように「世界一高い煙突」を作ってどちらも納得が行くような解決法はないものかと思う。交通手段が馬であった三郎に対して、現代は高速道路もあり、インターネットまで完備されているのだから。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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