少子化対策の一環として、乳幼児医療費の無料化を求める請願が、6月県議会に県医師会と県保険医協会の2団体から提出されました。
いずれも、1.国に対して「乳幼児医療費無料化制度」の創設を求める意見書を提出すること。2.乳幼児医療費助成制度の対象年齢を、小学校就学前まで拡大すること。の2点を求めています。
茨城県の乳幼児医療費無料化制度は、3歳未満児までしか対象にしていません。平成10年の制度拡充時点では、全国的にも進んだ制度でしたが、その後多くの都道府県が、就学前までの無料化を実施し、関東地域では茨城県の制度が一番立ち遅れたものとなってしまいました。
この請願をきっかけに、乳幼児医療費の無料化拡大の流れが加速することを大いに期待します。
<リンク>茨城県内の乳幼児医療費助成の状況