参院選で躍進した民主党のパフォーマンスが始まりました。「年金法案の白紙撤回」「衆議院の早期解散」を求めるという発言が、岡田代表をはじめ民主党幹部から出されています。
Asahi.com(07/12 13:30)常識的に考えて、連立与党で改選数を下まわったといえ、衆参両院とも絶対多数を超えている政府与党が、年金審議をやり直したり、衆議院を解散することがあり得るでしょうか。年金改革を一年遅らせれば、1兆円の赤字が増えるという年金財政。こうした現実を無視して、白紙に戻すような愚かなことは出来ません。
自公、午後に党首会談 民主は早期解散求める構え
自民党が目標の改選51議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)を下回る49議席の敗北となった参院選の結果を受け、自民、公明の与党は12日午後、党首会談を行い、小泉首相のもとでの連立政権の協力関係を確認する。躍進した民主党は、早期の衆院解散・総選挙を求め、臨時国会には年金改革関連法の廃止法案を提出する構えだが、与党は白紙撤回には応じない姿勢。首相は9月の内閣改造で求心力を回復したい考えだが、「非常に厳しい審判」(細田官房長官)だけに、難しい政権運営を迫られそうだ。(中略)
民主党の岡田代表は12日午前、東京・九段の議員宿舎で記者団に対し、「政権交代に向けて、新しいスタートをしなければならない」と語った。年金法については「与党も参院選の結果を真摯(しんし)に受け止め、白紙に戻して議論すべきだ」と要求。玄葉光一郎選対委員長はテレビ番組で、与党が年金法の白紙撤回に応じない場合、衆院解散・総選挙を求める考えを示した。
それよりも、衆院では合意した「年金一元化」への具体的な議論を開始する方が重要です。
民主党への50議席は、「民主党はもっと責任ある態度を取るべきだ」との国民のメッセージと自覚するべきです。
お久しぶりです。
以前トラックバックしていただいた、しんちゃんです。
参院選の議席増、おめでとうございます。
それにしても、議員や政党が無責任なことをいったり、デマを言ったりするのを取り締まることは、できないんですかね?
行政にも評価法があったかと思いますが、議員や政党の評価法なんかも必要ではないでしょうか。