一日の利用・平均582台、恒久化に弾み
常磐自動車道友部サービスエリアで実施中のETC(ノンストップ料金収受システム)専用のインターチェンジ(スマートインターチェンジ)社会実験の利用状況が公表されました。
それによると、実験が始まってから一ヶ月(7月1日~31日)の利用状況は、平均一日582台で、目標の700~750台には及びませんでしたが、茨城県高速道路対策室によると、全国24カ所のスマートIC実験の中では上位に入る数字で、施設の恒久化へ見通しは明るいとみています。
7月の利用状況は、一日平均582台、平日は637台、土日・祭日が583台。一日当たりの最多は7月28日の745台。上下線別では約7割が東京方面への上り線を利用しています。
時間帯別では、午前7~9時と午後5~7時の普通車の利用が多く、通勤時間帯のETC割引(通常金額の5割引)との相乗効果が出ていると思われます。
利用者を対象に県などが実施したアンケート調査では、全体の約一割が「スマートICがなければ高速道路を使わなかった」と回答しており、高速道路対策室は高速道路の利用促進につながっていると評価していまする。
<参考>常磐道・友部SAでのETC専用出入り口社会実験始まる