1 thought on “公明党、全国代表協議会で衆院選を総括

  1. 「公明党らしく現場の声を十分に聴き、それを前面に出して与党の中でもっと具体的で明確な役割を果たすべきではなかったか」という反省、同感です。このような意見は多くの人がかなり前から感じていたことと思いますが、なぜこのような議論が「大敗」するまで行われないのか? これは、公明党の特質、きつく言えば「弱点」に起因しているのでは? 裏返して言えば、「比類無き団結力」でもあるんでしょうけど、外部者にとっての「わかりにくさ」につながっています。
    反省点に加えてほしい項目は、国際平和・安保問題におけるプレゼンスです。推進当事者のブッシュ米大統領やブレア英首相がその責任を追求されて表舞台から去ってしまったイラク戦争。その開戦に際して与党の重要な位置にあった公明党が、自民党(小泉首相)の米国積極支援方針に積極的に異を唱えなかったことを疑問に思った党支援者・観察者は多いと思います。今後の政界での独自の立場を検討する際に、国際平和・安保問題に対してどう臨むのか? 重要なテーマだと思います。
    ちょっとした批判になりますが、与党時代は、「実績力」とか「一千万票」という概念が手枷足枷になった面もあるのでは? 大臣ポストを得たこと(即ち、閣内協力)の長所・短所や、今後特定の政策に限定して他党と協力するなどの方向性についても議論していただきたい。
    ともあれ、今回の敗北は、二大政党(永続的とも思えませんが)以外の政党がいかにして存在意義を示すのか、という難題に取り組む絶好のチャンスと思います。
    今後結成されるプロジェクトチームの検証・検討結果は、途中段階でどんどん公表し、関係者や外部の方のコメントを受けてフィードバックをかけながら、時間をかけて多くの人の思いや意見が取り込まれたものにしていただきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です