知事、国会議員、県議会議員など700名が集う
1月30日、公明党茨城県本部主催の「2010年新春の集い」が、水戸市内のホテルで開催されました。この新春の集いは茨城県本部の新年の恒例行事。山口那津男党代表、石井啓一県本部代表、西田まこと参議院議員らが、約700名の参加者を迎え盛大に開催されました。
開催の挨拶で石井県本部代表は、日頃の公明党への支援に感謝の言葉を述べ、夏の参院選挙に向けて一層の努力を積み上げていくことを誓いました。その上で、西田まこと参議院議員が埼玉選挙区から挑戦することに内定したことを報告しました。
続いて西田参議院議員が登壇。参院選への決意を述べると共に、自らの生い立ちに触れ、庶民のため中小企業のための政治に全力を挙げると語りました。
山口代表は、自らが茨城県のひたちなか市(旧那珂湊市)で誕生し、日立市で幼少期を過ごし、水戸の高校に通ったと、生粋の茨城県人であることを強調。住みよい郷土づくりにも全力を挙げると決意を述べました。
また、公明党は、福祉、平和、清潔な政治姿勢など、そのイメージを鮮明にしていくと強調。昨年、全国で取り組んだ介護や若者雇用の総点検に触れ、「地に足の着いた運動に今後も取り組んでいく」として、積極的な政策提言を国と地方で展開していくと訴えました。
さらに、国会での予算審議に触れて、1月29日の鳩山由紀夫首相の施政方針演説などについて、「抽象的な理念、哲学を語る部分が多かった。政権発足から100日を超え、具体的な予算案を決めたのだから具体策をもっと語るべきだ」「演説で多用された“いのち”という言葉は非常に重みのある言葉だ。しかし、多用されることに比して、上滑りしている感がある。言葉の重みに応じた具体的な政策の中身がやや結びついていないのではないか」と語りました。
その上で、政治とカネの問題について、企業団体献金の禁止や政治資金規正法の向けて、与野党が具体的な協議を行い、一刻も早く国民の信頼回復を図ることが必要だと訴えました。
最後に参院選に触れ、埼玉選挙区に西田まこと参議院議員を、比例区に長沢広明元衆議院議員の擁立内定したことを語り、支援の拡大を訴えました。
山口代表の挨拶に続き、橋本昌茨城県知事、岡田広自民党県連会長(参議院議員)、西條昌良県議会議長が来賓を代表して挨拶。加藤浩一水戸市長の発声で乾杯を行いました。
(写真説明上から:山口那津男代表の挨拶、山口代表、橋本昌県知事、岡田自民党県連会長と額賀福四郞・梶山弘志・永岡桂子各衆議院議員、西條県議会議長と県議会議員のみなさん、加藤水戸市長と市町村長の皆さん)