菅代表の辞任は理解できます。未払いが問題ではなく、自らの責任を否定し行政のその責任を転嫁させようとする姑息ないいわけが、国民の不信を一層煽ったのではないでしょうか。共同通信<速報>2004/5/10
菅民主党代表が辞任 年金保険料未納で引責
民主党の菅直人代表は5月10日夕、国民年金保険料の未納問題の責任を取り、代表を辞任することを両院議員懇談会で正式に表明した。国会が終盤を迎える中、重要課題の年金改革関連法案への対応問題も絡んで党内亀裂も表面化しており、民主党にとって大打撃となる。7月に迫る参院選への悪影響も予想されており、民主党は後任決定を進め、態勢立て直しを急ぐ方針だ。
未納問題で、菅氏はこれまで「行政上の手続きミスで、全くやましいことはない」と引責辞任を否定してきた。しかし福田康夫氏の官房長官辞任により、民主党内で菅氏への辞任要求が一気に加速。年金改革法案をめぐる自民、公明、民主3党の修正合意についても、7日の「次の内閣」で出席者17人のうち11人が異論を唱え、了承が得られなかった。
しかし、3党合意の了承が得られないということは問題外です。政党としての体をなしていません。これでは、選挙互助会との批判を受けても仕方がありません。3党合意の文書には一党の党首の署名が厳然とあります。その重要性を認識しなくてはいけません。
世にも不思議なはなし。
年金法案は野党が攻める絶好の機会だったはず。
なのに、一番傷ついたのは民主党と菅さん。
どうしてこうなるの?
小泉さんは運が強いのしょうか。
それとも公明党のお祈りのせいでしょうか。