水戸アカス事件の控訴審判決が、7月21日、東京高裁で下されました。
この裁判は、水戸市の段ボール加工会社「アカス紙器」の元社長から虐待を受け、精神的苦痛を被ったとして、知的障害のある元従業員の女性3人が元社長に計3000万円の損害賠償を求め訴訟を起こしたものです。
石川善則裁判長は「虐待は虚構との元社長の陳述には裏付けがない」と述べ、計1500万円の支払いを命じた1審・水戸地裁判決を支持し、元社長の控訴を棄却しました。
判決によると、元社長は1991年以降、同社従業員寮などで、3人に複数回にわたり性的虐待や暴行を加えました。3人は、被害の日時を特定できませんでしたが、1審は「被害の中心部分についての証言は、強い恐怖感や屈辱感などの感情を伴った記憶に基づくもので信用できる」と認定。2審も「3人の主張は一貫している」として、元社長の主張を退けました。
<リンク>水戸アカス事件/知的障害者の訴え認め、元社長に賠償命令
<リンク>水戸事件を支える会のHP
平島様
ご丁寧なコメントをいただき、ありがとうございました。
「多くの方にこのホームページのことをお知らせいただければ幸いです」との記載に、ご連絡もなくリンクさせて頂きました。ご容赦下さい。
リンクもフレームトップに修正させて頂きました。
アカス事件に関しては、地元であまり関心が高まらず、もう過去のことといった印象になっています。とても残念です。
井出よしひろ様。
初めまして、「水戸事件のたたかいを支える会」の事務局長をしております平島と申します。
この度は、ブログにおいて、水戸事件民事裁判控訴審判決についてお取り上げ下さり、誠にありがとうございます。私どもの、ホームページのリンクまで表示して頂き、深く感謝しております。
与党となられてからの公明党には、失望も少なくありませんが、国民に近いところで活動されている地方議会の議員さんなどは、まだまだ平和や福祉に対してあるべき姿勢を貫かれていることと大いに期待しております。
裁判では、勝訴することができましたが、原告となった被害者達が地域社会で自立して生きて行くにはまだまだ多くの困難があります。どうぞ今後も温かく見守って下さい。また、何かの際にはお力をお貸し下さるようお願い致します。
以上、取り急ぎお礼をお伝え致します。