常陸太田市は県内最大の自治体に
12月1日、常陸太田市、金砂郷町、水府村、里美村の四市町村が合併し、新生「常陸太田市」が誕生しました。人口62,755人(県内11位)、総面積は372km2となり、県内で一番広い自治体となりました。予算規模は普通会計ベースで250億円前後の自治体となりました。今回の合併で県内は、75市町村に再編されたことになります。
1日午前8時から旧三町村役場で支所開所式が行われ、新市の業務を開始。午前10時からは合併記念式典が市民交流センターで開かれ、橋本昌知事らが出席して新市のスタートを祝いました。
支所開所式は旧三町村役場で行われ、助役や地区担当理事となった旧三町村長、市議会代表らが支所の銘板を除幕、テープカットが行われました。常陸太田市役所では特別職の辞令交付が行われ、渡辺龍一市長が成井光一郎前金砂郷町長、根本正人前水府村長、佐川卓政前里美村長に常勤理事の辞令を交付しました。
合併記念式典には橋本知事、国会議員、県議、住民代表など約800人が出席しました。渡辺市長が新市の誕生を宣言。「地方分権や三位一体改革など合併後も状況は厳しい。それぞれの自然・歴史・産業を新市の財産として守り、合併してよかったと評価されるよう努力する」と式辞を述べました。来賓の橋本知事は「財政難や少子高齢化で合併は不可欠。合併を実現した四市町村に感謝する。新市面積は県全体の6%を占め地域資源が豊富。県も企業誘致や道路整備に取り組む」と祝辞を述べました。(市長、知事の挨拶は茨城新聞の報道より引用しました)
尚、新「常陸太田市」の誕生によって、金砂郷町、水府村、里美村の住居表示が変わりました。久慈郡金砂郷町大字久米○番地は、常陸太田市久米町○番地となります。
<リンク>常陸太田市のHP
<リンク>常陸太田市の新しい住居表示