12月12日に行われた茨城県古河市の「合併について市民の意思を問う住民投票」は、投票率が50%に満たず開票されないことになりました。
古河市の有権者数47,495人に対して、投票総数は21,572人で投票率は、45.41%と50%に及びませんでした。住民投票条例によると「投票資格者数の過半数の投票により成立します。この要件が満たされない場合には、開票は行わない」とされています。
開票が行われなかったことについて、古河市の小久保市長は「総和町・三和町との合併協議を粛々と進めていく」としています。
古河市民の感情としては、合併は既定の事実であるとの思いが強かったと感じています。これが、あえて住民投票へ向かわせなかった最大の要因と思われます。
<住民投票の結果詳細>
男 | 女 | 計 | ||
有権者数(投票資格者) | 23,204人 | 24,291人 | 47,495人 | |
投票者数 | 普 通 投 票 | 9,254人 | 10,008人 | 19,262人 |
期日前投票 | 1,077人 | 1,184人 | 2,261人 | |
不在者投票 | 23人 | 26人 | 49人 | |
計 | 10,354人 | 11,218人 | 21,572人 | |
棄権者数 | 12,850人 | 13,073人 | 25,923人 | |
投票率 | 44.62% | 46.18% | 45.41% |