2005年2月1日、水戸市と内原町が合併し、新生「水戸市」が誕生しました。
水戸市、内原町の合併記念式典は、水戸市民会館で開かれ、来賓を含む約1000人が出席しました。
加藤浩一市長は「水戸市が明治22年に、産声を上げた時は人口わずか2万5591人。きょう、26万人を超える市として飛躍の一歩を踏み出した。内原の歴史や文化を尊重し、市民が幸せを享受できる元気都市を目指す」と決意を表明しました。助役に就任した大関茂旧内原町長は「住民の交流が速やかに図られ、人も地域も一体化することを願う」と、両市町の挨拶しました。橋本昌知事は「地方分権の流れの中、市町村は行財政能力の充実が求められている。県庁所在地として26万人はまだ少ない。今日は一つの区切りであり、次へのスタート。ぜひとも県北に50万都市を誕生させてほしい」と、更なる広域合併に期待を込めました。(各挨拶は、茨城新聞2005/2/2付けより引用しました)
合併により、面積は217.45平方キロメートル、人口は約26万4000人となりました。新市の職員は2274人です。
また、旧内原町役場は内原支所となり、内原地区の農業や建設などを担当するほか、住民票や諸証明書などを発行する窓口業務を行います。旧町議16人は非常勤特別職「参与」に委嘱され、議員としての資格はなくなりました。内原町の地名は、これまでの大字に町をつけて、その後に番地をつけて表示します。(内原町大字赤尾関○○番地→水戸市赤尾関町○○番地:「内原町」を「水戸市」に置き換えるだけです)
(写真は、合併のため閉鎖を告知する旧内原町のホームページのキャプチャー)
参考:水戸市のホームページ