住民団体からの議会リコールに基づく、境町議会に対する解散の賛否を問う住民投票が5月9日、告示されました。
投票は5月29日午前7時から午後8時まで町内15カ所で行われます。その日の内に開票されます。有権者数は2万1727です。
期日前投票が今日から始まりました。午前8時半から午後8時まで、境町役場一階で行われています。
投票権は、議員選挙と同じ境町に住む20歳以上の町民です。投票は賛成か、反対かのいずれかを記入します。投票の結果、有効投票の過半数が賛成すれば、境町議会の解散が決まり、40日以内に出直しの町議選が行われます。
境町の住民団体が、議会が合併を推進しながら合併できなかったことの経過責任や、定数削減を決めたことを即刻実施すべきとして、約1万人の署名を集めて町選管に直接請求しました。
議会は速やかに自主解散すべき
公明党など議会の一部には、有権者の過半数に迫るリコール署名が集まり、住民の意思は明確になっているとして、自主解散を求める声もあります。5月9日には、境町議会の解散決議のための臨時会の招集が請求されました。
臨時会は議員定数の4分の1以上の者が付議の理由を示して、議会の召集の請求をすることができます。(地方自治法第101条第1項)
町長は、これに応ずる義務があるとされていますので、住民投票の前に、臨時議会が開かれる可能性もあります。
参考:境町議会議員田山ふみおさんのブログ