3月初旬から常陸太田市と常陸大宮市で
ー連の平成の大合併で合併した常陸太田市と常陸大宮市で、相次いで市議会の解散を求める署名運動が始まりました。
すでに桜川市では、2月9日から署名が始っており、茨城県内では3つのりコール運動が行われることになります。
いずれも、合併特例で合併前の市町村の議員が、そのまま新しい市議会議員となっています。そのために、常陸太田市では66名、常陸大営市では75名の議員が在席しています。
「その多すぎる議員数が、合併の大きな目的のーつである行財政改革に逆行する」と、議会解散をすすめる市民団体は主張しています。
常陸太田市で約3億2000万円、常陸大営市で約2億円の余分な議会費が掛かっているとされています。
今後1ケ月間署名が行われ・有権者数3分1以上の署名が有効ならば、縦覧や異議申立てを経て、住民役票が行われます。住民役票の結果、過半数の賛成で議会は、即日解散され、40日以内に出直し選挙が、新らたな定数で行われることになります。
(2006/3/11更新)
桜川市議会の解散を求めて署名活動をしていた桜川市の中島市郎さんは、3月10日記者会見を行い、議会解散の是非を問う住民投票に向け有権者の3分の1以上の署名が期限の9日までに集まらず、市選管へ署名簿の提出を断念したことを明らかにしました。中島さんは、今後、住民団体「桜川市民の声」を立ち上げ、4月中に改めて市選管に代表者証明書を申請する予定です。